香りのついたヘアオイルと香水を同時に使ってしまうと匂いが混ざるのではないか?と気になりますよね。
しかしヘアオイルをはじめとしたヘアケア、ボディケア用品の多くは周りの人が気づくほど強く、持続性のある香りではありませんので気にしなくても大丈夫でしょう。
ヘアオイルと香水を併用した場合、香りの強い香水が勝ちます。
しかし複数の香りつきアイテムを一緒に使っても大丈夫とはいえ、併用するときには使い方に気をつけた方が良いポイントもあります。
これを知らないと、ただの香りがきつい人になってしまうことも…
この記事では
- ヘアオイルをはじめとしたケア用品と香水の匂いは混ざらない理由
- 周りの人は匂いが混ざっていたら気づくのか?
- ヘアオイルと香水を併用するときの注意点
などを詳しくご紹介していきます。
「使っているケア用品が香りつきだけど、香水も使いたいのでどう使えばいいのか迷っている」
「いい香りをさせたいけど、ケア用品や香水の併用の仕方に迷っている」
という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアオイルと香水の匂いが混ざることは気にする?
使うアイテムの香りの強さや使用量によっても見解は変わりますが、基本的にはケアアイテムと香水の併用は問題ないと考えて良いと思います。
その理由を詳しくみていきましょう。
ヘアオイルと香水の併用はしても大丈夫
ケアアイテムは香りの持続性や拡散力がない
ヘアオイルが香り付きの場合、さらに香水をつけてしまうと匂いが混ざって臭くなるのではないかと心配になるかもしれませんが、ほとんどの場合気にしなくても大丈夫ですよ。
ヘアオイルをはじめとしたヘアケア、ボディケア用品は香り付きの商品が多いですよね。
しかしその多くは香水ほど強く、持続性のある香りではありません。
もし自分でヘアオイルの香りを感じたとしても、他人からしてみれば隣に密着するくらいの距離でないと香りはわからない程度だと思います。
ただ海外製のものや柔軟剤などは香りが強めのものが多いかもしれませんね。
すれ違った時や近くに行った時にいい香りがする人は、ほとんどが香水の香りです。
よく聞くシャンプーやボディクリームなどの香りがふわっとする…みたいなのは、香水ほどの香りの強さ、持続性、拡散力がないので難しいでしょう。
なので使うケアアイテムが香水と同じくらい香りの強いものでなければ、同時に使うことを気にしなくても大丈夫ではないかなと思いますよ^^
実際に私も香水と合わせて、ヘアオイルに加えてボディクリーム、ハンドクリーム、シャンプーなど香り付きのものを併用していますが、香りが混ざって臭くなっているなど指摘されたことはないです。
香水の香りを控えめにするというのは意識しています。
香水の場合は2つ以上の香りを組み合わせ、上半身と下半身で別の香りをつけるという使い方もありますので、併用がだめということはないんですね。
ちなみに香水好きの人、香水の香りを際立たせたい人はケア用品やコスメはなるべく無香料にするそうですよ。
もし香りが混ざっても極端に臭くなるとは考えにくい
また複数の香りのアイテムを同時に使った場合、混ざっておかしな匂いになるというよりは、
- 一番香りの強いものが届く
- すべて混ざったとしても極端に臭くなるということはあまりない
という結果になると思います。
香りが混ざることに関して、例えば『雑貨屋さん』や『化粧品売り場』『美容室』などは複数の香りの商品が置いてあることをイメージするとわかりやすいです。
きっと一つ一つの香りは別のものですが「匂いが混ざって臭い」「不快な匂いになっている」ということはありませんよね。
「複数の香りが混ざると、どんな香りを合わせても最終的に似たような匂いになってしまう」という研究結果もあるそうです。
興味深いことに、2つの調合物の間に共通の成分がなくても、調合物の香気成分が多くなると、2つの匂いはますます似たものになった。そして、香気成分が30種類くらいになると、ほとんどすべての匂いは同じになった。ということは、ほかの特徴的な匂いが、すべて隠されてしまうことも示している。
ただ人によっては匂いに敏感、アレルギーなどで香りがきつい、混ざったような匂いでつらい…と思うことはあるかもしれませんので、併用する場合には各商品あまり大量につけるのは控えた方が良いでしょう。
周りの人が匂いが混ざっていたら気づく?
ちなみに「自分の周りに複数の香りを使用している人がいたら気づくか?」ということについて、気になったので調べたり友人に聞いてみたりしたところ『わからないし特に気にならない』という人が多いようです。
おそらくシャンプーやトリートメント、ボディケア、ハンドケア、ヘアケア、柔軟剤、制汗剤…など香り付きのアイテムはたくさんありますので、意識しなくても複数使っている人も多いと思います。
しかし先ほど書いたようにケアアイテムなどはあまり香りが強くなく、持続性もないので他人が気になるほどの匂いは放たれていないのでしょう。
ただ他人の匂いが気になる場合として
- 柔軟剤の香りが強い
- 香水と柔軟剤がどちらも香りが強い場合
- 香水のつけすぎ
- 極端に違う種類の香りを複数つけている
- 電車など換気の悪い場所や狭い空間にいるとき
などがあるようです。
柔軟剤の香りやきつい香水は気になる
匂いが気になる場合の意見として「柔軟剤の香りが強すぎる」「香水をつけすぎで匂いがきつい」という話はよくあります。
香水は香りをさせるためにつけるものなので香りが強いのはもちろんですが、柔軟剤の香りというのも意外と強いものが多いです。
ということは、この2つを併用してしまうとかなりキツイ匂いとなってしまうことが想像できますね。
どちらも使い方や使用料に気をつけたり、併用しないようにするなど気をつける必要があります。
極端に違う種類の香りを複数使いする
先ほどケアアイテムは香りが強かったり持続性のあるものは少ないので併用しても大丈夫と書きましたが、それぞれのアイテムの香りの種類を統一するなどの配慮は必要になるでしょう。
例えば
- シャンプーは石鹸系の香り
- ハンドクリームはフローラル系
- ボディクリームはお菓子系の甘い香り
など全くタイプの違う香りが合わさってしまうと、場合によっては変な混ざり方をしてしまいます。
せっかくいい香りをさせたくて使っているのに、なんだかごちゃついた匂いだなという印象を与えてしまいますよね。
なのですべてを同じ香りに統一しなくても良いと思いますが、複数使いする場合はなるべく香りの種類くらいは合わせておくのが無難ですね。
場所によっては気を遣うべき
普通に会話するくらいの距離では気づきにくい香りも、換気の悪い場所や満員電車などの狭い空間では気になる場合があります。
これは複数の香りを使うことに限らず、香水や柔軟剤を普段からつけすぎない、量を増やさないなど配慮しておく必要があるでしょう。
汗と香水などの香りが混ざってしまう場合はどうする?
ヘアオイルなどのケアアイテムと香水の匂いが混ざってしまうことよりも気になってしまうのは「汗」と「香水」の匂いが混ざってしまうことです。
ケア用品と香水が混ざっている匂いは気づかなくても、「汗と香水の匂いは混ざっている人がいたら、正直気になってしまう…」という人は多いのでこちらは気をつけておきましょう。
香水は本来自分の匂いをそれよりも強めの香りによって隠す、マスキング効果というものを得るために作られたものです。
よく香水は体臭と混ざることで人によって違った香りが完成するといわれるように、多少の体臭と混ざることは大丈夫なのです。
しかし汗をかくことにより湿った衣類や皮膚で繁殖した雑菌の臭いと香水の匂いが混ざってしまうことで、あまり良くない臭いになってしまうのですね。
特に汗かきな人や夏場などは香水をつける部位に気をつけましょう。
- 汗がたまりやすい「脇」「お腹」「膝裏」の部位や汗腺の多い箇所にはつけない
- なるべく汗をシャワーで流したり、拭いたりして肌を清潔にしてからつける
などが香水と汗の匂いが混ざらないようにするためのポイントです。
もし汗をかいてしまった場合は、無香料の制汗剤を使い抑えましょう。
つける部位としておすすめなのは「足首」や「ふくらはぎ辺り」、または「ウエスト辺りの服の内側」などにして、下の方からふわっと香る程度を目指すというのが簡単です^^
ヘアオイルや香水など香りアイテムの併用について
複数の香りアイテムを使いたいならば、無理に一つの香りやアイテムに絞ることまではしなくても良いと思います。
しかし香りアイテムを併用することが気になるときは、
- メーカーや香りの強さで選ぶ
- 無香料のアイテムもうまく取り入れていく
などに気をつけると良いですね。
香りアイテムを併用するときのポイントを詳しくみていきましょう。
匂いが混ざらないようにする併用のコツ
匂いが混ざらないようにするには、基本的に香りの強い香水の香りが目立つように、それ以外のアイテムの香りを抑えることですね。
難しければ、香りを統一してしまうと楽です。
香りものはライン使いする
一番簡単なのは、同じメーカーの香りで揃えることですね。
化粧品メーカーではケアアイテムも香水も売っていることが多いので、お気に入りの香りや商品があればライン使いしてしまいましょう。
複数の商品を販売しているメーカーでは、それぞれの商品同士の香りの混ざり方などもすべて考えたうえで設計されているので変な匂いになる心配がありません。
ケア用品の香りは天然香料や香りが弱いものにする
香水の香りは強いので、併用する場合香水が一番わかりやすく香ります。
なので、香水以外もいい香りのアイテムを使いたい!という場合には「天然香料」のケア商品を選ぶと良いですよ。
人工的な香りに比べると自然な香りできついものが少ないです。
天然香料でなくても、香水以外のケア用品に関しては「香りが弱めのもの」を選ぶようにすると香り同士が混ざってしまうことはないですね。
無香料のアイテムも併用していく
香水好きの人は香水の香りを際立たせるため、香水以外の化粧品やボディケア用品などはすべて無香料を選ぶという人も多いです。
この香水の香りを纏いたい!というお気に入りの香りに出会えた際には、せっかくなので他の香りは抑えて香水1本でいくのも良いものですよ。
香りの組み合わせ方はどのように決める?
複数の香水を組み合わせる場合には定番の組み合わせというものが存在しますが、香水とケアアイテムとなると香りの種類も多いので特に決まった組み合わせ方はありません。
なので自分で組み合わせてもおかしくない範囲で考えるしかないのです。
一番失敗しにくいのは、先ほど書いたように
- 同じ系統の香りで揃える
- メーカーを合わせライン使いする
のどちらかで対応するのが良いですね。
同じ系統で合わせるならフルーツならフルーツ、石鹸なら石鹼などわかりやすいもので合わせ、「柑橘系」と「フローラル系」など別の種類とは混ぜないようにすれば大きな失敗はないでしょう。
ライン使いは同じ香り、相性の良い香りの組み合わせで作られているので、簡単に選べますね。
ヘアオイルを香水代わりに使うのはアリ?
ヘアオイルを香水代わりに使うのは少し難しいですが、多少香れば良いという場合には使えるでしょう。
ヘアオイルだけでなくヘアミストなども含め、髪に香りをつける目的もあるので香水と同じような感じではあるのですが、香りの強さや持続性などは大きく異なります。
名前の通りヘアオイルなどは髪の毛のケアをする目的があるので、香り成分については香水ほど多く含まれていません。
なので香りが付くとはいえ、すぐに揮発してしまうので長時間香りを楽しむのには向いていないのです。
ヘアオイルなどは香りの持続時間がそう長くはないので、ケアするときはいい香りで楽しく、その後は香水の香りで補うと考えると良いですね。
「いい香りをさせたい」「なるべく香りを持続させたい」というのが目的の場合は、基本的には『香水の香り』を重視しましょう。
ヘアオイルと香水を併用するときは、
- なるべく香りの種類を統一する(例えばフローラル系ならフローラル系で合わせる)
- どちらも使用料には気をつけ、使い過ぎないようにする
というのを頭に入れておいてくださいね^^
特に香水は使っているうちに香りに慣れてきて、最初は1プッシュで満足に香っていたのが2~3プッシュしないとわかりずらくなったりします。
しかし自分は慣れてしまっても他人からすると1プッシュで十分香っているので、つけすぎには注意しましょう。
ヘアオイルの持続時間
ヘアオイルの持続時間は1~2時間程度です。
これはヘアオイルに限らず、大体のケア用品は同じくらいの持続時間だと考えておけば良いでしょう。
また香水のように量を多くつければ香りが強くなる、持続時間が長くなるということはありません。
なので香水ではなく、ヘアオイルがずっと香るようにしたいという場合はこまめにつけ直すというのが有効ですね。
ヘアオイルなどを使うときドライヤーやヘアアイロンの前につけることもあると思いますが、最初に使うと熱によって香りが揮発してしまいます。
そうすると香りの弱いヘアミストはすぐに消えてしまうので、ドライヤーやアイロンでセットした後にもう一度少量馴染ませると香りやすいですよ。
香水の代わりになるヘアケア用品
香水は使わなくても、いい香りをさせたい!ということであれば、やはり髪の毛は揺れますし、顔に近いので香りやすいですね。
先ほど書いたように香水代わりとまではいきませんが、うまく選んで使えばときどき周りにふわっと香らせることくらいはできると思います。
私自身の経験から、ヘアケア用品で香りを感じやすいものは
- デパコス
- 海外製の商品
は香りが強めなので、少し香りやすい気がします。
香水などもそうですが、香りものに関しては多少価格がお高い物の方が持続時間なども長めに感じますね。(※感じ方に個人差あり)
実際にいい香りだといわれたヘアケア商品
髪に使っているもので、実際に周りの人に「いい匂いする~!」といってもらえた商品を参考までにご紹介しますね。
shiro
ヘアケア商品の種類が多く、男女ともに高確率でいい香りだと言ってもらえます^^
持続性はあまりないですが、香りは少し強めに感じますね。
ヘアケア用品以外にもボディケア用品などもいろいろな種類があるので、ライン使いすることもできます。
&honey
シャンプーの中では一番香りについてのウケがいいように感じます。笑
香水ほどの香りの強さ、持続力ではありませんが心なしか香りが続くような気がしますし、髪もサラサラになり使い心地も良いのが嬉しいです。
LOREAL PARIS
ロレアルパリも香りが強めに感じました。
ロレアルパリは今は髪の毛用の商品に力を入れているようなので、香り、使い心地ともに良いなと感じました。
ヘアオイルと香水の匂いが混ざる問題まとめ
ヘアオイルと香水を同時に使うと、匂いが混ざって臭くなってしまうのかは
- ケアアイテムは香りの持続性や拡散力がない
- もし香りが混ざっても極端に臭くなるとは考えにくい(いくつもの香りがあっても同じような香りになるだけ)
という理由から、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います^^
またケア用品は香りが強くないですし、持続性や拡散力もないことから周りの人にも気づかれにくいものです。
なので『香水をつけすぎている』などでない限りは気にする人は少ないようですよ。
すれ違った時にいい香りのする人は、大体香水が香りの元になっています。
香りの弱めなヘアオイルを香水の代わりに使うのは難しいので「いい香りをさせたい」「使いたい香水がある」などの場合は、使用量に気をつけて香水を併用してみてくださいね。
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