もしサンタさんの正体が子供にバレそうになったときは、
- サンタさんに手紙を書いて直接聞くことを勧めて、後日サンタさんからのお返事を渡す
- サンタさんの設定をある程度考えて、それを話す
- 「言葉にしたらサンタさんが消えちゃうよ」と伝える
- 事実を淡々と伝えてみる
などの対応をするのがおすすめです。
子供に無理にサンタさんの存在を信じさせる必要はありませんが、できれば小さいうちくらい夢を見させてあげたいですよね。
またあまり小さいうちにサンタさんの正体を教えてしまうと、ちょっと困った事態になることも…
そこでこの記事では
- サンタの正体がバレそうな時乗り切る方法
- プレゼントが見つかりサンタの正体がバレそうな時の切り抜け方
- サンタの存在を信じてもらうための工夫
などを詳しくご紹介していきます。
子供にサンタさんの正体がバレそう…
もう少し信じさせてあげたいけど、なんといえば不自然ではないか悩んでいる
という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
サンタの正体がバレそうな時信じさせる返し方
お子さんが「サンタさんはいないの?」と突然聞いてきたら、なんと答えればよいか迷ってしまいますよね。
きっとお子さんはサンタさんの存在を疑ってはいるけど、心の中ではまだ信じているし、「サンタさんはいるよ!」と答えて欲しいのではないかと思います。
子供の性格や年齢によっても伝え方はいろいろ考えられますよね。
私の経験や人から聞いた話で効果がありそうだと感じたのは
- サンタさんに手紙を書いて直接聞くことを勧めてみる
- サンタさんの設定をある程度考えておく
- 「言葉にしたらサンタさんが消えちゃうよ」と伝える
- 事実を淡々と伝えてみる
などの方法です。
一つずつ見ていきましょう。
サンタさんに手紙を書いて直接聞くことを勧めてみる
定番ですが、サンタさんとの手紙のやり取りは有効だと思います。
私も小学4年生の時に、母にサンタは存在しているのか聞いた覚えがあります。
そうしたら母はこう答えました。
「直接サンタさんにお手紙を書いて、いないんですかって聞いてみたら?」と。
まだまだピュアだったその頃の私は「たしかに!そうだ!」と思い、サンタさんにお手紙を書きました。
そしたらなんと!サンタさんから返事が返って来たのです!
内容は、
だけどいつも君をお空から見守っているよ!
プレゼントは一輪車だったよね!
いい子にしていたら、届けにいくから待っててね。
というものでした。
もちろんそれは母が書いてくれた手紙でしたが、当時の私は疑うこともなく「サンタさん、私を見てくれている!欲しいものも知ってるし、やっぱり本当にいるんだ!」とますますサンタさんの存在を信じることが出来ました。
その2年後には真実を知りますが、大人になった今では、母なりに私をがっかりさせないようにしてくれたんだなと感謝しています。
私ももし子供にサンタさんは本当にいるのか聞かれて困ったときは、うちの母のやり方で乗り切ろうと思いました。
サンタさんの設定をある程度考えておく
サンタさんの存在を疑い始める前に、サンタクロースやプレゼントの渡し方などの設定をある程度考えておくと焦らずに済みますよ。
子供がサンタさんの存在を疑い始めたとき、
「うちには煙突がないのに、サンタさんはどうやって入ってくるの?」
「どうやって夜の時間だけで世界中の子供にプレゼントを届けるの?」
などの質問をしてくることが多いでしょう。
そういったことを聞かれたときに、すぐさま考えておいた“サンタさんの設定”を話すのです。
例えば「煙突がないのにどうやって入ってくるの?」だったら、
サンタさんは忙しいから、直接ベッドまではこられないんだよね。
というように、子供が「そうだったのか!」と納得してくれるよう自然に話してあげてくださいね。
小学生くらいの子なら、親が当たり前のようにけろっと答えれば大抵は納得してくれますよ。
「言葉にしたらサンタさんが消えちゃうよ」と伝える
まだ小学校低~中学年くらいの子なら、子供がサンタさんの存在を疑うようなことを言いかけたときにすかさず
「待って!サンタさんがいるのか疑う言葉を言ってしまうと、○○ちゃんのサンタさんは消えてしまうんだよ」
と伝えてみるというのはどうでしょうか。
「サンタさんは信じなくなった時点で消えてしまうんだよ」と親にまじめに言われたら、子供もハッとした顔をしてとりあえずのところは信じてくれることが多いですよ。
事実を淡々と伝えてみる
まず大前提として、「サンタさんは本当にいるんだよ」と伝えてあげます。
実際にサンタさんは本当にいるのです!
ご存知の方もいらっしゃると思いますが「グリーンランド国際サンタクロース協会」という協会があり、厳しいサンタさんの試験があって、合格したら公認のサンタクロースになれるのです。
またクリスマスの元になった話などを参考に、
なので、サンタさんはいるんだよ!
と胸を張って言ってあげてください。
そんな現実的な話をしてあげると、大人びた子でも納得してくれるのではないでしょうか。
ただちょっと遠くにいて中々会えないということは事実なので、そこはしっかり伝えてあげると良いですね。
サンタさんはフィンランドに住んでいるという話がもっとも有名なので、そういった話もしつつ、フィンランドの位置を一緒に調べてみるなんていうのもありですね♪
プレゼントが見つかりサンタの正体がバレそうな時の切り抜け方
ときには「隠しておいたプレゼントを子供が遊んでいる時に見つけてしまう…」なんていうドキッとする場面もありますよね…^^;
もしプレゼントが家にあることを指摘されたときは
- 「プレゼントを保管してほしいとお願いされた」
- 「サンタさんは忙しいから早めに持ってきてくれた」
- 「親がサンタさんの代わりにプレゼントを用意することになっている」
というような返し方をすると、なんとか切り抜けられるかもしれません。
詳しく見ていきましょう。
「プレゼントを保管してほしいとお願いされた」
「サンタさんにプレゼントを保管して欲しいと頼まれた」は、納得してもらいやすい理由かなと思います。
伝え方としては
だから、一足先にプレゼントを届けてくれて「○○ちゃんのおうちで保管しておいてくれる?」ってサンタさんにお願いされたからここにあるんだ。
というような感じですね。
もし兄弟がいる場合は、プレゼントを見つけてしまった子に「でもサンタさんにはクリスマス当日に渡してほしいと言われているので、クリスマスまでは一緒に秘密にするって約束してくれるかな?」とお願いしてみましょう。
「サンタさんは忙しいから早めに持ってきてくれた」
もっとシンプルな理由なら
もし遅れてしまったら、朝起きて子供がプレゼントきてないな…って悲しくなってしまうよね。
だからそうならないように早めに持ってきて、代わりに枕元に置いてくれる?って頼まれたんだ。
と伝えると良いのではないでしょうか^^
「親がサンタさんの代わりにプレゼントを用意することになっている」
- サンタさんが直接プレゼントを用意して届けてくれるというところまで信じさせなくても良い
- 子供がサンタさんの存在を信じてくれるか怪しい性格
などの場合には、サンタさんの代わりに親がプレゼントを用意している事実だけはそのまま伝えてみましょう。
例えば…
だから、普段から良い子にしている子には親がサンタさんの代わりにプレゼントを用意してくださいねって契約をしているんだよ
というような設定を作って、「親が用意しているからここにプレゼントがあるんだよ」という事実だけを伝えるというのはいかがでしょうか。
サンタの存在を再度信じてもらうための工夫
もちろんプレゼントを用意するだけでも良いのですが、よりサンタさんを信じてもらえるような工夫を併せてご紹介しますね。
プレゼントを2つ用意する
親からのちょっとしたプレゼントと、サンタさんからのプレゼントで2つ用意してみてください。
それぞれのプレゼントを用意しておくことで、サンタさんの存在をより信じてもらいやすくなりましたよ。
「サンタさんからは○○(おもちゃ)を貰うから、お父さんとお母さんからはこれをプレゼントするね」といって渡してあげると良いでしょう。
サンタブーツに入れたお菓子やサンタさんから貰うおもちゃの付属品など、ちょっとしたもので十分効果ありです。
「サンタさんからの手紙」を利用する
先ほども書いたようにサンタさんとのお手紙のやり取りというのは、子供がサンタさんを信じるのにとても効果があります。
親が自分で返事を書いてもいいのですが字でバレてしまったり、「なんで日本語なの?」とつっこまれたりすることもあります(笑)
そこでおすすめなのが「サンタさんからの手紙」というサービスです。
≫フィンランド・サンタクロース中央郵便局の公式サンタメール「サンタさんからの手紙」
こちらの住所へサンタさんへの手紙を送ると、サンタさんからお返事がくるのです♪
サンタさんからのお返事を受け取るには1900円ほどかかりますが、手紙の内容は日本語文と英文から選べてリアリティが出せます。
また手紙の最後に、こちらで指定した50文字以内のメッセージを入れられますよ。
例えばそのメッセージに
- 「いつもお母さんのお手伝いをしていて偉いね!」
- 「学校のテストで○点を取れてすごい!頑張ったね」
など、なんでサンタさん知ってるの!?というようなことが書いてあると、サンタさんがちゃんと自分宛に返事をくれたんだと思え、嬉しいようです^^
気をつけて!サンタの正体がバレる瞬間
サンタクロースの正体がバレそうな場面には意外な瞬間もあります。
今後もバレないように気をつけたい方は、以下のような場面にご注意くださいね。
テレビ・ネット・マンガなどから
いくら親が行動や言動に気をつけていても、知らぬ間にいろいろなところから情報を得てしまうので、サンタさんの正体を隠すのは年々難しくなります。
例えば親がネットショッピングでプレゼントを探していると、子供が他のサイトを閲覧中に広告でその商品が出てきてしまったりするので注意です!
また芸能人がテレビで自分の家庭でのサンタさんエピソードを話していてバレたなんていう不意打ちもあるので、テレビも意外と危険(笑)
兄弟や友達からバラされる
一番危ないバレる瞬間としては、兄弟やお友達からバラされてしまう…というのが多いのではないかと思います。
故意であれ、うっかり口を滑らせてしまうというのであれ、これを避けるのはなかなか難しいでしょう。
ちなみに兄弟に故意にバラスのは、お姉ちゃんよりお兄ちゃんの方が圧倒的に多いそう…^^;
プレゼントの包装紙
プレゼントのラッピングや包装紙の柄でバレてしまうこともあるのだとか。
近所のおもちゃ屋さんと同じラッピングでバレたり、他のプレゼントで親が使っていた100円ショップのラッピングでバレたり…
子供は意外とよく見ているので、こんなところも油断できません。
プレゼントその物が見つかる
押し入れに隠しておいたプレゼントが見つかってしまったり、プレゼントを枕元に置く瞬間を見られてしまったり…というのもバレる瞬間としては多いでしょう。
またおもちゃを買ったときのレシートなども、子供の目が触れる場所に置かないよう注意ですね。
サンタさんを疑う高学年くらいの年齢になると、家中探し回る子もいるので隠すのも一苦労です^^;
サンタの設定を複雑にし過ぎて矛盾が出る
先ほどサンタさんの設定をある程度考えておくと良いですよとお伝えしましたが、あまりにも細かい設定を作り過ぎるとバレる危険があります。
子供から質問攻めにされたときに、矛盾が出てバレたという人もいるので定番の設定などを参考に、いつでも話せるように覚えやすく考えておくと良いですね。
サンタの正体が完全にバレた場合の対応
子供が園児や低学年くらいの年齢であれば、バレそうになったら信じさせるためにあれこれ手を尽くしていることでしょう。
しかし小学校4~5年生になっていれば、これ以上隠すのも無理だなと正直に話すというご家庭が多いようですよ。
サンタさんの存在を信じていた子でも、その正体を知ったときには子供なりに自分で消化していくものです。
親が仕事をしている場合「いつプレゼントを用意していたのか?」などいろいろ気になる子もいるので、種明かしをすると盛り上がったりすることもありますよ^^
ただ高学年までずっとサンタさんを信じている純粋な子だと、真実を知ってショックを受けてしまう場合もあります。
そんな時はサンタさんのルーツなどを話してあげて、サンタさんの存在自体は本当なのだということを伝えるというのも良いと思いますよ。
もしサンタの正体がバレた場合プレゼントはどうする?
サンタさんの正体がバレた後は、親からということで小学6年生~中学3年生くらいまではプレゼントを渡し続けるというご家庭が多いようです。
子供もサンタさんの正体を信じなくなっても、欲しいものが貰えるならそこまで気にしないようで「今年のクリスマスはこれが欲しい」と普通に言ってくる子が多いとのこと。
また6年生くらいでサンタさんを信じている場合は、
と話して親からのプレゼントということで切り替えるというご家庭もありますよ。
サンタの存在は何歳くらいまで信じているもの?
子供の性格やお友達関係、兄弟の有無にもよりますが、一般的には10歳くらいがサンタさんを信じる・信じなくなるの分かれ目となることが多いでしょう。
まれに中学生くらいで信じている子もいますが、小学校高学年になると先ほどご紹介したような“サンタの設定”などでごまかしても信じてくれなくなるようです…^^;
私の話になりますが、サンタさんの正体を知ったのは小学6年生のときでそのきっかけとなったのは、姉からのカミングアウトでした…。
クリスマス当日まだ何も知らない私は、夜がとても待ち遠しくウキウキしていました。
ですが姉が外から帰ってくると、すぐに私のところに来て「今お父さんとプレゼント買いに行ってきた!」と衝撃の発言をしてきたのです。
その日はずっと泣いていました……
今となっては笑い話ですが、やはり小学6年生とはいえ心はまだまだ子どもです。
正直とってもショックでした…。笑
なのでもし私が自ら子供に伝えるなら、中学生にあがってからがいいかなと思っています。
小学校から中学校に上がると、環境が大きく変わるので心も少しずつ成長しますよね。
サンタさんを疑い始めてから、親が自分のために隠してくれているのだと察することができるようになる時期がきっときます。
なのでお子さんが小学生でまだ信じている限りは、こちらからわざわざ言わなくても良いのではないかなと思います。
サンタを信じさせることに意味はある?
サンタさんの存在を信じさせるかどうかは各家庭のやり方で良いと思うのですが、
- 子供の気持ちを考慮すること
- 他の家庭への配慮
はある程度必要となるでしょう。
ではサンタさんを信じさせる意味やどんなメリット・デメリットがあるのか詳しくご紹介していきますね。
サンタさんからのプレゼントがないことによるデメリット
サンタさんを小さいころからやった方が良いと思う理由の一つに
- 周りの子と比べないで済むこと
- 子供が自信を無くさないようにすること
があるでしょう。
保育園などに通い出すと園の方でサンタさんの話が出るので知識が入ってきますし、「良い子にしている子にはサンタさんがプレゼントをくれる」という定番のフレーズを聞くことになります。
そのときにおうちでサンタさんをしていないと
「みんなにはサンタさんがくるのに、うちにはサンタさんこない…」
「プレゼントを貰えない私はいい子じゃないってこと…?」
と人知れず悲しい思いをすることがあるかもしれないのですね。
これはある意味サンタさんをしない、信じさせないデメリットといえるかなと思います。
お友達にサンタさんの正体をバラしてしまう危険がある
またあまり早いうちにサンタさんの正体を伝えてしまうと、子供がお友達にもその真実を伝えてしまう可能性があります。
「お友達はサンタさんがいると信じているから、サンタさんの正体は秘密にしようね」といっても、理解できる子もいれば気にしないで言ってしまう子もいるでしょう。
なので今サンタさんを信じさせるようにしているのであれば、周りの子もサンタさんの正体に気づき始める中学年くらいまでは信じてもらうというのが無難だと思いますよ。
子供の成長を感じられるというのがメリット
続いてメリットとしては、サンタさんの存在や演出により子供の成長を感じられるという面があることです。
生きていたら成長とともにだんだん現実がわかってきて、夢を見ることも難しくなりますよね。
なので子供の頃くらい、夢を見せてあげてもいいのではないかと思うのです。
きっと成長してサンタさんの正体を知ったときには、自分のためにサンタさんの正体を隠してくれたり、こっそりプレゼントを用意してくれた親の気持ちもわかるようになってくれているでしょう。
そういった子供の成長も感じられますし、その思いが次の子供へ…と受け継がれていくなんて、素敵なことではないでしょうか^^
でも無理に信じさせる必要はない
ただサンタさんの存在は絶対に信じさせないといけないわけではないですし、状況によっては言い訳しても苦しい場合もありますよね。
そんなときは無理にサンタさんを続ける必要はないでしょう。
子供は欲しいおもちゃが貰えるのであれば、サンタさんでも親でもあまり気にしないという面があるのも事実です(笑)
なのでもし低学年のうちなどに早めにバレそうになっても、必死に隠さなくても大丈夫だと考えておいて良いと思いますよ。
サンタの正体がバレそうな時の対処法まとめ
もしサンタさんの正体がバレそうになったときは、
- サンタさんに手紙を書いて直接聞くことを勧めてみる(サンタさんからのお返事を渡す)
- サンタさんの設定をある程度考えて、それを話す
- 「言葉にしたらサンタさんが消えちゃうよ」と伝える
- 事実を淡々と伝えてみる
などの対応をするのがおすすめです。
また、もしプレゼントが家にあるのが見つかってしまったときは
- 「プレゼントを保管してほしいとお願いされた」
- 「サンタさんは忙しいから早めに持ってきてくれた」
- 「親がサンタさんの代わりにプレゼントを用意することになっている」
というような返し方をすると、なんとか切り抜けられるかもしれません。
サンタさんの存在を無理に信じさせる必要はありませんが、子供が小さいうちはもう少し夢を見せてあげたいですよね。
子供にバレそうになっても、焦らずに事情を説明してあげれば信じてくれる子も多いです。
ぜひこの記事でご紹介した対応を参考にしてみてくださいね。
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