ホイップクリームの余りを活用したり、アレンジして使いたいときは
すぐに消費したいならば…
- 飲み物やデザートにトッピングする
- パンに挟んでクリームサンドにする
- パンケーキを作る
保存も考慮しつつ活用したいならば…
- キャラメルソースやホイップバターにする
- パンやアイスビスケットを作る
大量消費したいならば…
- クリーム系のパスタ作りに使う
- ミルクレープやバニラアイスを作る
- ウインナーコーヒーに山盛り乗せる
などの使い方がおすすめ♪
また料理に入れてコクを出したり、牛乳代わりに使ってデザートにアレンジしたりするのにももちろん使えますよ。
ホイップクリームの余りは消費せずに保存することも可能ですが、クリームは菌が繁殖しやすい食材なのでいくつか注意点もあります。
そこでこの記事では
- ホイップクリームの余りを無駄なく活用する方法
(すぐ消費、大量消費などパターン別で♪) - ホイップクリームの余りを正しく保存する方法
などを詳しくご紹介していきます。
お菓子作りの際にホイップクリームが余ってしまったけど、できれば使い切ってしまいたい
または保存しておいて後で使いたい
という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
- ホイップクリームの余りの活用<すぐに消費したいときは…>
- ホイップクリームの余りの活用<保存も考慮しつつ活用したいときは…>
- ホイップクリームの余りの活用<大量消費したいときは…>
- ホイップクリームの余りの活用<料理に使うときのおすすめの使い方は…>
- ホイップクリームの余りの活用<デザートに使うときのおすすめの使い方は…>
- ホイップする前の生クリームを活用する方法
- ホイップクリームの正しい保存の方法
- 生クリームを保存できる期間や傷みの特徴
- ホイップした生クリームが余った時の冷凍保存方法
- ホイップクリームを保存する際の注意点
- 冷凍したホイップクリームの解凍方法
- 冷凍してあったホイップクリームの再冷凍について
- ホイップクリームの余りの活用や保存まとめ
ホイップクリームの余りの活用<すぐに消費したいときは…>
ではさっそく余ってしまったホイップクリームの意外な使い方やアレンジ方法などをご紹介していきます。
まずはすぐに消費したい時のお手軽な活用法。
飲み物やデザートのトッピング
定番ですが一番簡単ですぐに使い切れるのは、飲み物やデザートにトッピングする使い方ですね。
シンプルにコーヒーや紅茶に入れてもいいですし、「ダルゴナコーヒー」や「メロンソーダ」「ホットチョコレート」などに乗せるのもおすすめです。
ダルゴナコーヒーは牛乳とココア、砂糖があればできますし、メロンソーダにクリームを添えてレトロ喫茶風にしてもかわいいですよね♪
これらは写真映えもするので簡単なのに作るのが楽しいです。
またアイスクリームやプリンがあれば、そこにトッピングして食べるのも良いですよね。
アレンジすれば飽きずに食べられる
飽きてしまったら定番の生クリームの使い方にプラスして、アレンジメニューを楽しみましょう。
例えばプリンやゼリーには+フルーツソースをかけたり、コーヒーにはクリームをのせた後ココアパウダーやシナモンをかけたりすれば、余ったクリームでも美味しさが増しますよ!
他にもアイスクリームがあるなら、シリアルやクッキーなどと一緒に生クリームもたくさん使って、オリジナルのパフェにアレンジしてしまいましょう。
このようにトッピングをプラスする方法は、もし保存して食感が悪くなってしまった場合でも気にならないで美味しく食べられますので覚えておくと便利ですよ。
パンに挟んでクリームサンドにする
おうちにパンがあれば、クリームを挟んで食べてしまうというのはいかがでしょう。
食パンでもいいですし、ロールパンに挟むのも良いですね。
缶詰や、お菓子作りで余ったフルーツなどあれば、フルーツサンドも作れます。
あんこやはちみつと一緒に挟むなど、アレンジ次第でいろいろ楽しめますよね。
パンケーキを作る
ホットケーキミックスさえあれば、ホイップクリームを牛乳代わりに気軽に作れるパンケーキもおすすめです。
牛乳の代わりにホイップクリームを使うことで、ふわふわでほんのり甘みのあるパンケーキを作ることができるのです♪
もちろんホットケーキミックスに混ぜないで、パンケーキなどにホイップ状態で盛り付けるのもありです。
ハチミツなどもあれば、パンケーキとクリームにかけて味変して楽しめますよ。
ホイップクリームの余りの活用<保存も考慮しつつ活用したいときは…>
続いて保存もできちゃう便利な活用法です。
キャラメルソースを作る
余ったホイップクリームはキャラメルソースを作って保存するのもおすすめです。
作り方も簡単で、クリームとおなじ分量の砂糖と少量の水でキャラメリゼをし、クリームを混ぜ合わせます。
キャラメリゼの焦がし加減やクリームを混ぜるのが難しいかもしれませんが、キャラメルソースにすれば冷蔵庫で2週間ほど日持ちしますよ。
パンを作る
余ったホイップクリームを使ってパンを作れば、しっとり美味しいパンに仕上がりますよ!
ホームベーカリーを持っているなら、いつものパン作りに余ったクリームも入れてしまいましょう。
ホームベーカリーがない場合は、オーブンで作るこちらのレシピが参考になります。
クリームを入れることでしっとりしたパンを作るのも良いですし、焼き上がったパンにクリームをつけて食べても美味しいですね。
ホイップバターを作る
ホイップバターは余ったクリームとバターがあればできるのでとても手軽に作れます。
クリームを使用するのであまりに長期間の保存はできませんが、冷凍しておくことも可能ですよ。
また冷蔵保存なら3日程度持ちます。
こちらの参考レシピでは生クリームと書いてありますが、工程の中でホイップするのでホイップクリームでも作ることができますよ。
パンケーキなどに乗せるととても美味しいです。
アイスビスケットを作る
普通のアイスを作るのでもいいのですが、ひと手間加えてみましょう。
ビスケットに余ったクリームを挟んでそのまま冷凍しておくと、アイスビスケットになります。
アイスにしてしまえば保存も効きますし、後日食べるためのおやつに取っておくのも良いですよね♪
ホイップクリームの余りの活用<大量消費したいときは…>
思ったよりたくさん余ってしまった!というときにも良い活用法がありますよ♪さっそく見ていきましょう。
パスタ作りに使う
定番の大量消費方法といえば、パスタソースですね。
パスタはクリーム系やカルボナーラだけに限らず、トマトや明太などいろいろアレンジも効くので余ったクリームの大量消費に向いていますよ。
作る量にもよりますが通常4人前で生クリームを200mlくらいは使用するので、パスタのソースを作ることである程度の量が消費できるでしょう。
ミルクレープを作る
生地とクリームを何重にも重ねて作るミルクレープでは、余ったクリームを大量消費できます。
クレープ生地もホットケーキミックスがあれば手軽に作れるので、手間もそんなにかかりません^^
ウインナーコーヒーに山盛り乗せる
甘いものがお好きなら、ウインナーコーヒーの上にホイップクリームを山盛りに乗せてみるのはいかがでしょうか?
↓山盛りってどのくらい?って、このくらい!(笑)
甘党大歓喜なウインナーコーヒー🥳 pic.twitter.com/yxA5pFvoir
— すなぎも (@_sngm_01) December 21, 2022
一つのドリンクにこんなにクリームを乗せるって、なかなか贅沢ですよね。
普段できないようなこともクリームが余っている今ならしてみるチャンスです(笑)
バニラアイスを作る
ホイップクリームが大量にあるなら、バニラアイスを作るのもおすすめですよ。
そのまま保存もできますし♪
おすすめのレシピはこちら。
参考 簡単材料3つ☆ホイップクリームでアイス[クックパッド]
材料3つで簡単&時間的にも3時間程度で固まるので、その日中に食べてしまうこともできますね。
ホイップクリームの余りの活用<料理に使うときのおすすめの使い方は…>
ホイップクリームはお料理にも活用できるので、おすすめの使い方をご紹介しますね。
牛乳の代わりに使う
クリームは料理にも使いやすいので、適量に小分けに冷凍してパスタやクリームシチューなどの料理に活用しましょう。
レシピの牛乳の代わりとして活用できますよ。
冷凍したものでも、料理に入れてしまえばクリームのボソボソ感も気になりません。
またパスタやシチューなどのクリーム系の料理に使用する定番の使い方はもちろん、ビーフシチューの飾り用としてお皿に盛り付けた後に散らすのもいつもと見た目が変わっていいですよ。
他にもグラタンなら約3日くらい冷蔵保存もできますし、クリームも消費しやすいですね。
おすすめのクリームを使える料理
定番はクリーム系のパスタやクリームシチュー、ポタージュスープなどですね。
この他にも
などいろいろ使えますよ。
コクを出す隠し味に使う
元々牛乳やクリームを使用する料理でなくても、余ったクリームを隠し味として入れることでコクをプラスするという使い方もできますね。
料理に使うなら加熱するので、多少日にちが経ってしまったものでも大丈夫です。
例えばじゃがバターに生クリームを加えると、コクが出て美味しいのでおすすめですよ!
卵料理に入れるとふわふわな仕上がりに
卵料理とクリームも相性抜群で、ふわふわな仕上がりにすることができますよ。
例えばオムレツなどがおすすめ。
卵に余ったクリームを混ぜて作れば、ふわふわのオムレツになるのです。
他にもオムライスにしたり、卵さえあればその日のうちに料理に加えて消費できますね。
卵に加えるのはホイップクリームでもいいですし、ホイップする前の生クリームの状態でもOKですよ。
ホイップクリームの余りの活用<デザートに使うときのおすすめの使い方は…>
余りのホイップクリームは新たなスイーツにもなれます!
ここでは簡単にできるものを厳選してご紹介しますね。
チョコチップアイス風
クリームを使ったアイス系のアレンジはいろいろできますね。
先ほどご紹介したアイスビスケットやバニラアイスの他に、チョコチップアイス風のデザートにもなります。
作り方は余ったホイップクリームに刻んだチョコレートを混ぜて、食べきれる量に小分けして冷凍するだけです。
凍ったまま食べれば、チョコチップアイス感覚で美味しいですよ。
生チョコ
余ったホイップクリームで生チョコを作って冷凍するのもおすすめ。
まず余ったホイップクリームを温めて、刻んだチョコレートに加えて混ぜます。
そして混ぜたものをバットに流し入れ、冷やして固めます。
固まったら適当な大きさに切って、ココアパウダーをまぶせば完成です。
このまま冷凍で保存しておくこともできますよ。
スムージー
ドリンクに乗せたり、混ぜたりするだけでなく、スムージーにしてしまうというのもいいですよ!
余ったクリームにヨーグルト、牛乳、お好みのフルーツ、氷を入れてミキサーにかけたら完成。
そんなに手間もかからずできるので試してみてくださいね。
フルーツは冷凍のブルーベリーやラズベリーなどおすすめですよ。
ドリンクにすれば大量消費することもできますし、スムージーの上にもクリームをのせればカフェのようなオシャレなドリンクが簡単に作れます。
ドーナツ
余ったクリームでデザートを作るなら、ドーナツもおすすめ。
ドーナツを作るためのホットケーキミックスに牛乳代わりに混ぜるのも良いですし、ドーナツを作ってからミスド風にホイップしたクリームを挟んでみても良いですね♪
蒸しプリン
めちゃくちゃ簡単にできて、余りもので作ったのに美味しい蒸しプリンも最高ですよ。
ホイップクリームの蒸しプリンは、こちらのレシピが参考になります。
なんと工程は2個!(笑)
おうちに卵がありましたら、ぜひ作ってみてください。
ホイップする前の生クリームを活用する方法
ホイップする前の生クリームの状態でも、ホイップクリーム同様
- クリーム系の料理(パスタ・ポタージュ・グラタンなど)
- スイーツ
- 飲み物
などに入れて活用できますよ。
生クリームを使用するレシピもたくさんありますので、冷蔵庫にある食材に合わせて探してみてくださいね。
またホイップ前の生クリームを大量消費するなら、チーズフォンデュにするのもおすすめです。
生クリームとチーズを混ぜるだけで簡単に作れますよ。
チーズフォンデュを作る場合には、ホイップクリームで作るレシピを見たことがないので生クリームの方が適しているといえます。
ホイップクリームの正しい保存の方法
余ったクリームをすぐに消費するのではなく、できれば保存しておきたいという場合もありますよね。
そこでホイップクリームや生クリームの「正しい保存の仕方」についても併せてご紹介していきます。
クリームの正しい保存方法
余ったクリームは生クリームの状態よりも、ホイップした状態で保存するのが望ましいです。
基本的にクリームは要冷蔵となっていますので、余った場合は冷蔵または冷凍で保存しておきましょう。
冷蔵よりも冷凍の方が日持ちするので、すぐに使う予定でなければ「ホイップした状態で冷凍保存」というのが一番良いですね。
液体の生クリームではなく元々ホイップされた状態で販売されている商品には、冷暗所であれば常温保存可能なものもあります。
が、常温保存が可能なのはあくまで「未開封の場合のみ」です。
クリームは傷んだり風味が落ちたりしやすいので基本的には液体のクリームでもホイップ済みのクリームでも、一度開封した場合は10℃以下の冷蔵保存、または冷凍保存をするようにしましょう。
ホイップせず液体のクリームのまま保存したい時は
ホイップ前の状態のクリームも、保存することは可能です。
ただし生クリームの状態で保存するとしたら、「冷蔵保存」にするのが良いでしょう。
実はクリームをホイップせずに生クリームの状態で「冷凍保存」することは、あまりおすすめではないのですね。
理由はホイップ前の生クリームを冷凍すると油分と水分が分離してしまうため。
生クリームを一度冷凍してしまうと、解凍後ホイップして使うことはできなくなるのです。
なのでホイップせずに生クリームのまま料理などに使う予定であれば冷凍しても問題ないですが、ホイップしたい場合は冷蔵保存にしてくださいね。
冷蔵保存する場合は、タッパーなどの密閉容器に入れて空気に触れないようにしましょう。
もし液体の生クリームを冷凍する場合は、ジップロックなどの密閉袋に直接入れて保存します。
小さめの袋に分けて保存しておくと使うときに便利ですよ。
加熱する料理に使用する場合は、解凍せずにそのまま入れても大丈夫です。
冷凍保存したホイップクリームはまたスイーツ作りに使える?
余って保存しておいたホイップクリームは、再びケーキを作る材料として使うことができますよ。
もしクリームがぼそぼそしてホイップクリームとしてデコレーションなどに使えない場合でも、お菓子に混ぜて使うことは可能でしょう。
パンケーキやガトーショコラの生地に生クリームや牛乳の分量の代わりに入れたり、パンナコッタやババロアなど冷たいデザートにアレンジする方法で使用することができると思います^^
例えば先ほどご紹介したクレープ生地を焼いて、ミルクレープを作るというのはおすすめですよ。
ホイップクリームとクレープ生地を交互に重ねていくため、ホイップクリームがボソっとしてしまっても、気にならないで美味しく食べられます。
こんな風にホイップクリームとして使うのではなく、ケーキの材料と考えて使うならいろいろなケーキにアレンジできるので試してみてください。
生クリームを保存できる期間や傷みの特徴
生クリームは傷みやすい食品ですので、保存期間は守りましょう。
またきちんと保存していた場合でも、傷んでしまい食べない方が良いこともありますので、その特徴を併せてご紹介していきますね。
生クリームの正しい保存期間
ホイップクリームでも生クリームでも、冷凍保存した場合は2~3週間ほど日持ちします。
ただ開封してから数日など、時間が経過してしまったクリームを冷凍した場合は、2週間も持たないと思っておいた方が良いですね。
開封して冷蔵保存する場合は、3日ほどで使い切るようにしましょう。
コーヒー、紅茶などの飲み物に入れたり、パンに付けて食べたり大量消費で頑張って食べてしまうのがベストです。
それでも残ってしまったら料理に使うなど、加熱して使うことをおすすめします。
解凍方法や冷蔵保存の仕方によっては味に差がでるので、保存する場合にもできるだけ早く食べ切った方がよいでしょう。
またクリームは未開封の状態であれば1ヶ月ほど持ちます。
ただし生クリームは要冷蔵なので、買ってきてすぐに冷蔵庫に入れないと1日程度でも傷んで使えなくなりますのでご注意くださいね。
生クリームの傷みの判断の仕方
生クリームはしっかり保存していても傷んでしまうこともあるので、使わない方が良い場合があることに注意してください。
保存前と違った色や見た目、匂い、味になっていると感じたら、保存期限前でもすぐに破棄しましょう。
具体的な特徴としては
というような様子があれば、傷んでしまっている可能性が高いのですぐに食べるのをやめてくださいね。
ホイップした生クリームが余った時の冷凍保存方法
続いてホイップ状態のクリームを冷凍保存する具体的な方法について、詳しくご紹介していきます。
クリームがたくさん余ってしまった場合は、小分けにして冷凍するのがおすすめです。
これは解凍した分に関しては、当日中に食べきりたいためですね。
冷凍したクリームを一度解凍して、それをまた再冷凍することになった場合、どんどん劣化しやすくなりますので注意が必要なのです。
またホイップクリームを保存する際は、6~7分立てくらいにしておくのがおすすめですよ。
では保存の仕方を詳しく見ていきましょう。
絞り出しで一口サイズにして保存
保存方法はタッパーなどにクリームをまとめて入れて保存してもいいのですが、少量ずつ絞った形で冷凍すると1つずつ解凍して使うことができるので便利ですよ。
やり方はバットなどにホイップクリームを一口サイズに絞り出すか、スプーンで少量ずつ取り、落としていきましょう。
そしてバットにラップをかけ、冷凍庫で固まるまで待ちます。
冷凍が完了したら、密閉容器か密閉袋に入れ再び冷凍庫へ戻して保存しておいてくださいね。
小分けにしておくことで冷凍のまま料理に入れたり、デザートなどのトッピングとして使ったり、飲み物に入れたりするのも楽ですし、半解凍でも美味しくいただけます。
シリコントレーで保存
先ほどご紹介したように少量ずつ絞ってもいいですが、小分けしたい場合はシリコントレーに入れて冷凍するのも使いやすいですよ。
スプーンを使いシリコントレーにクリームを入れたら、表面を平らにしてラップをかけて冷凍庫へ入れましょう。
シリコントレーなら形も可愛いものがありますし、絞って保存するより簡単ですよね。
またシリコン素材なら、凍ったクリームを取り出しやすいというメリットもあります。
絞り出し袋で保存
ホイップクリームを絞り出し袋に入れた状態で冷凍保存することも可能です。
まず絞り出し袋に口金をセットした状態にしておき、口金のすぐ上を袋留めクリップで留めます。
袋留めクリップはこういったものですね。100均などにも売っています。
袋の中にホイップクリームを入れ、袋の入り口側も袋留めクリップで空気が入らないようにしっかり留めておきましょう。
その絞り袋をさらに密閉袋に入れ、冷凍保存します。
解凍する際は冷蔵庫で、クリームが溶けたらそのまま絞り出して使えますよ。
冷蔵庫での解凍には1日ほどかかります。
パンなどに挟んで保存
パンやビスケット、パンケーキなどがあれば、それらにホイップクリームを挟んで冷凍保存するのもおすすめです。
そんなに手間もかかりませんし、半解凍で食べるとアイスケーキみたいになって美味しいので試してみてください。
ホイップクリームを保存する際の注意点
ホイップクリームを保存する際には以下のような点にも注意してみてくださいね。
冷蔵保存の場合はなるべく低い温度で保存する
クリームを冷蔵保存する際はできるだけ温度が低い場所に保存しましょう。
生クリームは菌が繁殖しやすいので、ドアポケットや野菜室だと温度が高くなり味の劣化が進んでしまいます。
そのため冷蔵庫で保存する場合は雑菌の繁殖や酸化、匂い移りがないように、
- しっかり密閉する
- 低温の場所に保存する
という点に気をつけてくださいね。
なるべく雑菌を防ぐ方法
先ほどご紹介したように冷凍する際は工夫して使いやすいように保存することができますが、どの保存方法でも雑菌の繁殖を防ぐために注意が必要です。
保存容器を使用する場合は熱湯消毒や、アルコール除菌をして雑菌の繁殖を防ぎましょう。
絞り出し袋で再冷凍する場合は、使用したクリームの口金部分を綺麗に拭き取るのも必須ですね。
少しでも味の劣化を防ぐ方法
雑菌にも気をつけたいですが、保存の仕方が悪いと味も劣化してしまいます。
クリームは空気に触れることで酸化が進み風味が悪くなってしまうので、保存する際は密閉して空気に触れることがないように気をつけましょう。
またクリームは他の食材のにおいが移りやすいです。
冷凍庫内の匂いが移って美味しくなくなる場合もあるので、ラップをしたものをさらに密閉容器に入れて保存する方法がおすすめ。
再冷凍した場合は風味の劣化以外にも気泡が消えてしまい食感がボソッとしたり、絞った形がダラッとしてしまうので、できるだけ早めに使いきりましょう。
冷凍したホイップクリームの解凍方法
冷凍保存したホイップクリームは冷蔵庫での解凍がおすすめです。
早く解凍したいからと常温で解凍してしまうと、雑菌が繁殖する可能性があります。
また10℃以上での解凍はクリームの組織が荒くなり、食感が悪くなってしまうのです。
くれぐれも、電子レンジを使って解凍したりはしないでくださいね。
そしてクリームは冷蔵庫のように、できるだけ低温の場所でゆっくり解凍した方がふわっと美味しくなりますよ^^
解凍する際は冷蔵庫へ移し2~3時間程度おくと、ちょうど良い硬さになっています。
スイーツなどをデコレーションしたい場合は冷蔵庫へ移して30分したら、解凍具合を確かめてみましょう。
まだ解凍が足りなければ10分ずつ延長してください。
また料理や温かい飲み物に入れて使うなら、解凍せず使用するのも良いですね。
冷凍してあったホイップクリームの再冷凍について
再冷凍は可能だけど1週間以内には使い切る
一度冷凍した後に解凍したホイップクリームは、風味は落ちますが再冷凍することは可能です。
しかし再冷凍したものは気泡が消えて、食感が悪くなったり風味が落ちてしまいます。
冷凍で売られているホイップクリームの注意書きやメーカーのホームページなどを見ると、
一度解凍したものは品質を損なうので、再凍結しないでください。
とあります。
しかし、実際に「冷凍ホイップクリームを再冷凍して食べても大丈夫だった」という声もあります。
ということで再冷凍しても大きな問題はなさそうですが、生クリームは菌が繁殖しやすい食品ですので十分な注意が必要です。
先ほど余って冷凍したホイップクリームは2~3週間くらい日持ちするとお伝えしましたが、再冷凍したものは1週間以内に食べるようにしましょう。
また再冷凍して解凍した分については、その日のうちに食べきるようにしてくださいね。
ちなみに再冷凍したものを、さらに再々冷凍することはおすすめできません。
そのため再冷凍する際に食べきれる量に小分けしたり、工夫して保存する必要があります。
冷凍してあったクリームを冷蔵で再保存する場合
一度冷凍してあったホイップクリームは、冷蔵保存の場合は日持ちは3日ほど。
生クリームの風味や食感は劣化が早いので、保存から日にちが経ってしまう前になるべく早く食べてしまいましょう。
また日にちが経ってしまったホイップクリームは、ホイップクリームとして使うことはおすすめできません。
冷蔵保存で1~2日くらいまでならホイップクリームとして使っても大丈夫かもしれませんが、保存状態などによっては風味が悪くなってしまったり、ボソボソとした感じになってしまいます。
最初から冷凍されホイップの状態で販売されているクリームでも、パッケージには
とあります。
冷蔵保存でも空気に触れることで酸化が進んでしまうので、時間が経つほど味の劣化が進み、食感も悪くなります。
なので保存できないことはないですが、早めに消費する必要がありますね。
ホイップクリームの余りの活用や保存まとめ
ホイップクリームの余りを活用したり、アレンジして使いたいときは
すぐに消費したいならば
- 飲み物やデザートにトッピングする
- パンに挟んでクリームサンドにする
- パンケーキを作る
保存も考慮しつつ活用したいならば
キャラメルソース・パン・ホイップバター・アイスビスケットなどを作る
大量消費したいならば
- クリーム系のパスタ作りに使う
- ミルクレープやバニラアイスを作る
- ウインナーコーヒーに山盛り乗せる
などの使い方がおすすめですよ♪
また料理やデザート作りにももちろん使えます。
料理に使う場合は、牛乳の代わりに使ったり、コクを出すための隠し味に使ったりすると良いですね。
また卵料理に入れるとふわふわな仕上がりになるのでぜひ試してみてください!
デザートに使う場合は「生チョコ」「ドーナツ」「蒸しプリン」など、何を作るにも活躍しますよ。
またホイップする前の生クリームの状態でも、ホイップクリーム同様
- クリーム系の料理(パスタ・ポタージュ・グラタンなど)
- スイーツ
- 飲み物
などに入れて活用できますので、ホイップするのが面倒なときはそんな風に消費してみてくださいね。
コメント