ママ友はいらないけど時々寂しいと感じてしまうこともありますよね。
ママ友同士でいる人たちは子供のことを話したり、一緒にランチをしたりなんだか楽しそうに見えるので疎外感を感じてしまう気持ちもあるでしょう。
しかし実は『ママ友』というのは、「友」と入ってはいますが本当の意味での『友達』とは違うのですね。
なのでもし寂しい場合はママ友を作るのではなく、他の解消法を考えてみましょう。
寂しいからと焦って声をかけ仲良くなったママ友が、めんどくさい人だった場合きっと後悔してしまうと思います。
この記事では
- ママ友がいないことを寂しいと感じた時の気持ちの切り替え方
- ママ友を作る以外の寂しさの解消法
- 学校や幼稚園・保育園で一人でいるのがつらい時の対処法
などを詳しくご紹介していきますね。
人付き合いが苦手でママ友を作ることは避けてきたけど、たまには誰かと話したいな、交流したいなと感じている方はぜひ参考にしてみてください。
ママ友はいらないけど寂しいと感じる場合に考えたいママ友の必要性
実際ママ友っていた方がよいのか、いなくても問題ないのかって気になりますよね。
そこでママ友がいる場合といない場合で困るかもしれない場面などについて、実際どうなのか?を詳しくご紹介していきますね。
ママ友がいない場合のメリットとデメリットは以下のようなものがあります。
ママ友がいないメリット
トラブルに巻き込まれる心配がない
やはり最大のメリットはこれですね。
子供を通じての関係はとにかく面倒事が付きまといます。
ママ友がいないとママ友同士のマウンティング、いじめなど人間関係を気にしなくていいので、とにかく気が楽ですよね。
また自分自身が我が子とよそのうちの子を比べて「うちの子は成長が遅いのでは…?」と落ち込むようなこともないです。
交際費・無駄な時間がかからない
ランチなどのママ友の集まりに誘われないので、お金はもちろん、時間も無駄にせずに済みます。
行事や役員の集まりでも一人だと自分のペースで動けるので、時間の浪費がないのもメリットといえるでしょう。
また「家に遊びに行っていい?」と言われたりもしないので、片付けたり、おもてなししたりということに時間や神経を使うことがないのも良いですよね。
ママ友がいないデメリット
学校に聞くほどでもないちょっとした疑問などを聞ける人がいない
たとえば「ご家庭の判断にお任せします」というような状況になった場合、みんなはどうするのかな~と気になっても気軽に聞くことができません。
なのでこの場合は少し悩むと思いますが、自分のみで判断する必要があるのですね。
子供はみんなと違うことをすると浮いてしまったような気がして気にしてしまうので、後で子供から「私だけみんなと違った…」といわれてしまう場合も。
ママ友同士の交流に子供が絡むと疎外感を感じる
例えば自分の子供を含め、3人組で仲の良いお友達がいたとします。
しかし自分の子以外の2人のお友達のママ同士は仲が良く家族ぐるみで遊びに行くような場合、自分の子だけ誘ってもらえず疎外感を感じる…ということはあるかもしれません。
ただこの問題は子供が大きくなると、ほとんど気にならないことでもあります。
実際ママ友がいなくて困る場面はある?
ママ友がいなくて困る場面ってあるのかな?
子供のためにもママ友を頑張って作った方がいいのかな?
と、ときにはママ友を作らないという選択は間違っているのか悩むこともあるかもしれません。
結論としてはママ友はいれば助かることもあるけど、いなくてもそこまで困ることはほぼないですね。
子供が小さい幼稚園、保育園のうちは親が子供に関わることも多いです。
私は保育園、幼稚園どちらも子供を預けたことがありますが、特に幼稚園の方が働いていないママも多いので親同士の繋がりが強いような気がしました。
保育園は働いているママが多いので、思ったほど交流は多くないですね。
これが小学生以上になると段々子供のことは干渉しなくなりますし、子供も子供で遊びだします。
なので一人のママがいても気にならないし、学校行事も参加しないママは本当に参加しないです。(笑)
そして高校生ともなれば、ママ友としてつるんでいる人の方が少数派となります。
なので気になるのは本当に子供が小さいうちだけだと思いますよ。
私もママ友というような存在はいませんが、特別困ったような経験はないですね。
ママ友がいない場合子供や学校関係の情報収集はどうしてる?
ママ友がいないと、必要な情報を自分だけ知らないなんてことにならないか…と不安になりますよね。
しかし基本的に学校や園関係でわからないことは、学校や保育園・幼稚園に聞けば大体解決しますので安心してください^^
主に担任の先生に、連絡帳や電話で気軽に聞いてしまえば良いですよ。
子供の成長や体調のことで心配なことがあれば、病院に電話で「こういう症状があるのですが…」と相談すると答えてくれます。
また市役所の子育て相談などもあるので、不安なことがあれば活用してみましょう。
専門機関で聞くまででもないかな?というちょっとした疑問などは、SNSで聞いてみるというのも良いですね。
ママ友がいると、ときには役立つ情報を提供してくれる場合もあるでしょう。
しかしママ友が持っている情報は案外間違っていることやいい加減な場合もあるので、アテにし過ぎない方がいいこともあるのですよね。
ママ友がいないとみんなに置いて行かれているような不安もあるかもしれません。
でも「ママ友がいなくても全然問題なかったよ」という人もたくさんいますので情報面のことはそんなに気にしなくて大丈夫ですよ^^
ママ友の有無は子供の友達関係に影響する?
ママ友を作らないことと、子供の友達は特に関係ないと思います。
確かに子供が小さいうちであれば、親と子供が一緒に行動することが多いのでママ友がいれば必然的にその子供同士も仲良くなるかもしれません。
しかしそのうち親を交えて遊びに行くということもなくなってきますし、子供は子供で気が合う子と勝手に仲良くなります。
逆に親子ぐるみで仲が良い場合、ママ友同士の仲がこじれると子供同士の仲も気まずくなることもあります。
なのでむしろ、ママと子供の付き合いは分けて考えるのが賢明だと思いますよ^^
もしそれでも自分の子がママ友の子供たちの仲間に入れなくて寂しそうにしていたら、
- その分親が遊びに連れていってあげたりして、楽しい思い出を作ってあげる
- 学校や幼稚園など以外に居場所ができるように習い事などを勧めてみる
など子供の為にしてあげられることはたくさんありますので、考えてみてくださいね。
ママ友がいなくて寂しいときの対処法
次にママ友が欲しいわけではないけど、寂しいと感じた時の「寂しさへの対処法」や「気持ちの切り替え方」について詳しくみていきましょう。
もしママ友や話せる人がいなくて寂しいと感じたときは、子供の繋がりだけで交友関係を考えないようにすると良いですよ。
ママ友が欲しいのは何故なのか?を考えてみると、
子供のことや子育てに関すること(共通の話題)を話せる人が欲しい
というのが大きいのではないかなと思います。
しかし無理に「ママ友」を子供の繋がりの中(学校や保育園・幼稚園など)から作ろうと思わなくても
- 学校・幼稚園以外のコミュニティ(習い事・児童館・子育て支援センターなど)
- TwitterやブログなどのSNS
などを活用して、人との繋がりを作るということもできますよね。
今よりも広い範囲で子供がいるような人と繋がったり、子供がいる人にこだわらなくても普通にお友達を作ったり…
要するに、寂しさや心のモヤモヤを解消できれば「ママ友」でなくても「普通にお友達」を作れば良いのではないかということですね^^
先ほども書きましたが子供を介して繋がったママ友は、子供が大きくなれば希薄な関係になることがほとんどです。
またママ同士の友達だと、子供という共通点で会話が弾むこともありますが
- 子供同士がトラブルになることもある
- 子供のことでマウントを取られる
- 自分の子をよその子と比べてしまう
など逆にめんどくさいことになる場合も…。
そのため子育て中は子供の話だけではなく、「他の話ができるお友達」の方がわりと大事だったりするのですよね。
なので無理に「子供の学校や保育園・幼稚園のママ」と友達になろうと考えなくても良いのではないかと思います。
子供を抜きで考えても「自分が本当にお友達になれそうな人」との出会いを探してみるというのも寂しさを解消するための一つの対処法です!
むしろ保育園など今後も一定期間はお付き合いしていかないといけないママ友より、子育て支援センターなどの方がその場だけの雑談となっても気分を紛らわせることができるという点ではいいかもしれませんね。
ママ友がいなくて寂しくなったときの気持ちの切り替え方
続いてママ友がいなくて寂しさを感じたときに気持ちを切り替えるコツをご紹介していきますね。
私も人付き合いが苦手なのでママ友は基本的にはいらない派です。
それでも、やはり時々寂しく感じることはもちろんありますよ。
そんなときにネットで調べたり、人から言われたことで心が軽くなった考え方をご紹介していきますね。
ママ友は本当の意味での「友達」ではない
ママ友って「友」と入ってはいますが、子供ありきの関係なので良くも悪くもその場限りの関係です。
子供によって繋がっている関係なので、本当の意味で「自分と友達」なわけではないのですね。
学生時代のお友達のように相当気が合う人と仲良くなったり、困ったときに助け合ったりできるような仲になれるのは稀。
「友達」と考えると良いイメージになるかもしれませんが、楽しそうに見える周りのママ友たちも案外我慢しながら付き合っている人も多いと思いますよ。
口が軽いママや悪口で盛り上がるようなママも現実にはいます。
かといってそれを恐れて秘密主義になったり、距離を測ったりしていては深い仲にはなれませんよね。
「普通の友達」よりも「ママ友」という存在を作るのって難易度が高いのです。
なので自分のことを「友達がいなくて寂しい人」みたいに思う必要はまったくありませんよ!
寂しさとママ友付き合いの面倒な部分を天秤にかける
寂しいと感じているときに、誰かがいてくれたらなと思う気持ちもとてもわかります。
しかし「ママ友がいればいいのにな」と思うときの想像上のママ友は、
大抵いい人で、連絡すれば本当の友達のように子供のことをなんでも話せて、保護者が集まる場でも楽しそうにお話ができて…
と良いイメージになっていることが多いのではないかと思います。
でも現実は…
ママ友に限りませんが人間関係は自分の都合で動かせるものではありませんよね。
もし
- 悪口や噂話の好きな少し厄介なママ
- 連絡が毎日のようにきたり、家に来たがるママ
- 自分と価値観が合わないママ
などとママ友になった場合でも、子供が卒業するまでは上手く付き合っていかなきゃ…などということが起こります。
きっと「ママ友は基本的にいなくて良い」と考えているあなたなら、こういっためんどくささやリスクも考えたうえでママ友を積極的に作らなかったのだと思います。
人間関係での良いとこどりは難しいので
「ママ友がいるのといないの、どっちの方が自分の生活に合っているのか?」
「ママ友を作るメリットはあるのか?」
で考えてみるしかないのですが、それでも寂しさが勝つ場合にはママ友を作る方向で考えてみると良いのではないでしょうか。
…こういうことを考えると案外寂しいという気持ちは束の間のことで、よくよく考えてみると面倒になってきませんか?^^;
もしママ友を作らなくても、その分自分の時間が確保できると考えるのも良いですね。
その時間に新しいことや好きなことをしてみたり、子供と関わる時間を増やしたりしてみると、寂しいと考える暇がなくなり寂しさも軽減するのではないでしょうか。
意外と一人でいるママも多い
ママ友がいていいな…と感じていると、やはりそちらに意識が向くので「みんなママ友同士でいるな…」と感じてしまいやすいですよね。
しかしよくよく見てみると、一人でいるママも多いものですよ^^
例えば学校や幼稚園などの集まりの時だとママ友がいる人は話があるのか残っている場合が多いですが、特にママ友を作る気がないママは用が済んだらさっさと帰ってしまうと思います(笑)
なので一人の人は目につきにくいのですよね。
ママ友集団は目につきやすいですが、冷静に見ると数は多くはない気がします。
また現代は働いているママも多いので、ママ友付き合いを積極的にしようという時代でもないですよね。
それこそ専業主婦が多かった時代なんかだと、子供のことに時間をかけるのが当たり前というような風潮もあり、保護者同士の付き合いなども重要だったのかもしれませんが…
なのでおそらく、相当マメな人や人付き合いが好きな人、ママが地元の人で知り合いが多いなどの場合以外は案外ママ友がいない人の方が多いのではないでしょうか。
その中にはあなたと同じように時々寂しいと感じているママもいるかもしれませんね。
それでもママ友を作るほどではないと、割り切っている人も多いのでしょう。
ママ友がいなくて学校行事で一人になってしまうときは
普段はママ友がいなくても気にならないという人でも、学校行事などで一人でいると周りからの視線があるような気がしたり、疎外感を感じたりして気まずく思ってしまうこともありますよね。
そんなときは、挨拶やその場での軽い雑談ができるくらいの関係性を築いていくのがおすすめですよ。
連絡先を交換するような友達とまではいかないけど、顔を合わせたらちょっと話ができたり、わからないことを聞いたりできるくらいの「顔見知り程度」のママがいると少し安心ですよね。
まずはその場で隣や近くにいるママ、同じく一人でいるママに挨拶をすることから始めてみましょう^^
最初は挨拶のみならスルーするような人もそうそういないでしょうし、相手の反応を見ていけそうだなと思ったら行事に関することなどなにか軽い雑談を振ってみると良いですね。
そうするとけっこう普通に返してくれて、ちょっとした世間話などができます。
行事の際にはこれを意識してみると、ちょっとした顔見知り程度の人が増えますし最初から最後まで一人ぽつん…という気まずさも軽減すると思います。
その場限りの関係でちょっとした雑談ができるくらいの方が、精神的にもかなり楽ですよ。
保護者が集まるときに楽しそうに話しているママ友さんたちの会話は案外重要な内容はないですし、早く切り上げて帰りたくても相手に合わせてダラダラ…ということがあったり、かなりめんどくさいのです…
その点その場にいる人と挨拶がてらちょっと世間話をするくらいなら、自分の子供を見終わったり、用が済んだらすぐに帰れます!(笑)
行事や用事で学校などに行った時にのみ話せるママがいるといいなと思ったら、挨拶だけは少し積極的にしておくと良いですよ^^
あとは一人でも堂々と、子供のために参加するという気持ちのみあれば大丈夫です。
ママ友を作らない場合でも意識しておくと良いこと
ママ友は作らなくても問題ありませんが、子供が学校や幼稚園などで安心して過ごすためにも最低限気をつけておくべきポイントがあります。
私が保護者同士や学校の活動などで特に意識したことは
- マナーを守り、常識のある行動を心がける
- 挨拶をしっかりする
- 話しかけられた際は愛想よく対応する
- できる範囲で役員活動などに協力する
- 子供の友達には優しく接する
の5つです。
ママたちと深い交流がなくても顔を合わせたら挨拶をしっかりしたり、話す機会があれば笑顔で対応したりすることを心がけると次からも話しやすくなります。
また仕事などが忙しくても、役員などはできる限り協力した方が印象が悪くなりませんのでトラブルにも巻き込まれにくいですよ。
毎回きっちり参加しなくても、できる範囲で顔を出しておくと良いですね。
また子供の友達が遊びに来た際には優しく接したり、大事にしてあげると子供にもちゃんと伝わります。
子供のお友達が遊びに行った家でのことを自分の親に話すこともあるでしょうし、その方があなたもお子さんも印象が良くなり子供同士の関係も良好になりますよね^^
ママ友はいらないけど寂しいと感じるときの対処法まとめ
基本的にママ友はいらないけど、時々寂しいと感じるときは
- ママ友は本当の意味での「友達」ではないこと
- 寂しさとママ友付き合いの面倒な部分を天秤にかけてみる
- 意外と一人でいるママも多く、ママ友同士でつるんでいる人は少数
ということなどを思い出してみてください。
それでも寂しさの方が勝てば、ママ友を作ることを考えてみると良いですね^^
また無理してママ友を作ろうとしなくても、普通にお話しできるお友達を作るという考えに切り替えるのもおすすめです。
SNSなどを活用すれば、同じように子供を育てるママにも、子育てとは関係ない趣味などについて話せる人とも繋がることができます。
それから学校や幼稚園などで一人でぽつんとしてしまうのがつらい場合は、挨拶やその場での軽い雑談ができるくらいの関係性を築いていくのがおすすめですよ。
近くにいた人に軽く挨拶しておくと、顔見知り程度のママも自然と作ることができますので頑張ってくださいね。
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