告白を断ることに罪悪感を感じてしまうのは
- 相手の気持ちに共感しやすい
- 相手を傷つけてしまうのが怖い
- 今の関係性を壊したくない
- 相手が明らかに落ち込んでいる態度を見て心が痛む
- 断れない性格
- いい人でいたい
などの思いや理由があるのでしょう。
告白される側は突然思いを伝えられ、相手との関係を左右する選択を迫られます。
「今後の関係性」「相手のことを傷つけてしまうこと」「自分が悪者のようになってしまうこと」などを考えなければならないので、断ることに罪悪感を感じてしまうという人はかなり多いのです。
なんとなく、「告白を受け答えを出す側」に責任があるようなイメージがありますよね?
しかしその罪悪感を感じている時間、実は無駄な場合も多いのです。
この記事では
- 告白を断ることで罪悪感を感じてしまう心理
- 罪悪感を感じてしまうのは相手のことが好きだからなのか?
- 告白を断った後に気持ちを切り替える方法や罪悪感を感じなくてもいい理由
- 告白を断った後の付き合い方
などを詳しくご紹介していきます。
告白を断ることにとても罪悪感を感じてしまい辛い
告白を断ったことは間違いだったのか?
とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
告白を断ることで罪悪感を感じてしまう心理
まずは告白を断った後に罪悪感を感じてしまうのはどうしてなのか、断った側の自分がつらく感じるのはなぜなのかを把握して、今の自分の気持ちを整理してみましょう。
告白を断るときに感じる罪悪感の正体
相手の気持ちに共感しやすい
告白を断った後に罪悪感を感じて引きずってしまう人は、相手の気持ちを想像できる優しい人なのだと思います。
例えば自分が実際に告白して断られた経験がある場合は、その時の気持ちを思い出して相手に対して悪いな…と思ってしまうのではないでしょうか。
告白するのは勇気がいること、振られたら自分を否定されたような気持ちになってしまうことなどが想像でき、断る側が悪いわけではないとわかっていても、やはり断られるというのは気持ちの良いものではないよな…と考え過ぎてしまうのですね。
また振られた経験がなくても、相手に感情移入しやすい人や優しい人は必要以上に相手の気持ちを考えてしまうので、共感力が高く相手と一緒につらくなってしまうこともあります。
相手に対してどこか「可哀想」という、同情のような気持ちもあるのかもしれません。
相手を傷つけてしまうかもしれないのが怖い
多くの人は「なるべく自分の周りの人や関わりのある人を傷つけないようにしよう」と思いながら過ごしていると思います。
それが仲良くしていた人や尊敬していた人などならなおさら「自分が告白を断ることによって、この人を傷つけてしまったのではないか…」と思ってしまうのは当たり前です。
逆に告白してきたのが嫌いな人でもない限り、断ることに1㎜も罪悪感を感じない人は他人の気持ちを想像する能力が低いのかもしれません。
たとえ恋愛感情はなくても、良い人だと思っていた、人としては好きな人などであれば「何の罪もない良い人を傷つけてしまった…」というつらさがありますよね。
なので告白を断る側は、みんな少なからず罪悪感を感じていると思いますよ。
相手は自分のことを好きだと言ってくれているので、その気持ちを踏みにじってしまうような気がして、なんか悪い気がしてしまうのですね。
また告白を断った後で「あの言い方は良くなかったかも?」「あんなにはっきり断ったら傷つくかな?」などの後悔から罪悪感を感じることもあります。
何が正解だったのだろう…と一人反省会をしてしまうタイプの人などは、罪悪感を感じやすいかもしれませんね。
今の関係性を壊したくない
告白を断れば今までのようには仲良くできないかもしれないという不安から、断るのが悪いことのように感じてしまうことも。
今までと関係性が変わって気軽に連絡することができなくなったり、会うたびに気まずくなったりするのを考えるとしんどくなってしまいますよね。
今後会わない人に比べると、仲が良かった人や顔を合わせる頻度が多い人からの告白は断った後の関係性の変化や相手へのフォローなど考えることが多くつらくなってしまうかもしれません。
相手が明らかに落ち込んでいる態度を見て心が痛む
告白を断った後に自分が想像していたよりも相手が落ち込んでいる様子が見られると、
「まさかそんなに落ち込むなんて…」
「そんなに私のことを思ってくれていたんだ…」
と申し訳なさが出てきてしまうこともありますね。
これがもし相手が「思いを伝えられてスッキリした!」「わかった!」くらいな感じでそこまで落ち込んでいる風でもなかったり、数週間後には「好きな人できたんだよね!」など振られたことを全く気にしていない様子だったとしたら、あなたも必要以上に罪悪感を感じることはないはずです。
断れない性格
普段から人に頼まれたことやお誘いなどを断れない性格な人は、なんとなく相手の期待に応えなければいけないような気持ちになってしまうのかもしれません。
告白されたことも「付き合ってほしい」「自分の思いに答えてほしい」という風に頼まれているのと同じようなものですよね。
それでも「曖昧な態度は良くないから!」と頑張って告白を断ってみても、「やっぱり自分のしたことは間違いだったのではないか…」と気になってしまう場合もあるでしょう。
いい人でいたい
相手の気持ちどうこうというよりも、自分の保身のためになんとなく罪悪感のようなものを感じる場合もあります。
- 人に嫌われたくない
- 人からどう思われているのか常に気になってしまう性格
などの場合は、せっかく好きだと言ってくれている人を振ってしまうことで嫌われてしまうのではないか、嫌な奴だと思われるのではないか…と考えてしまいます。
できればいい人でいたいという気持ちが心の底にあることから、告白を断ることはなんとなく良くないことをしているような気がししてしまうのですね。
罪悪感が消えないのは好きだから?
告白をしてきた人のことが半月~1ヶ月ほどずっと頭から離れない…気づくと考えてしまっている…などの場合はもしかしたらその人のことが好きという可能性もあるかもしれませんね。
しかし人によっては悩みなどを引きずってしまう性格ということもあるので、「好きだからこんなに罪悪感を感じてしまうのか?」についての答えは人によります。
私自身の経験を踏まえて考えてみると、「もしかしたら好きになるかも…(好きかも?)」という気持ちになったとしても、結局時間が経ってもそれ以上の気持ちになることはないということが多いです^^;
私の友人にも同じようなことを言っている人が何人かいて、「好きになるかもで好きになった試しがない」という話はよく聞きます。笑
なので個人的には「そんな気がするだけ」ということも多いのではないかな~と思いますね。
今感じている気持ちが罪悪感からなのか、恋愛感情からなのかというのは判断が難しいですが、
- 時間が経ってもどうしても罪悪感が消えなくて、気づくと相手のことを考えてしまうとき
- 告白してきた人に好きな人ができたことを聞いたとき
などにもう一度自分の気持ちを確かめてみると、どちらなのかわかりやすいかもしれません。
一般的にはどんなに罪悪感を感じていても、時間の経過とともに「やっぱりこの選択で間違っていなかった」と感じると思うので、『時間が解決してくれない場合』にはもう一度自分の気持ちを確かめてみると良いのではないでしょうか。
振るのと振られるの、どちらがつらい?
単純に考えると、好きな人に告白を受け入れてもらえないのだから振られる人の方が可哀想!というようなイメージがありますが、本当につらいのは「振る方」でしょう。
何故かというと告白された方は自分の意思とは関係なく、いきなり相手との今後の関係を左右する選択を突き付けられるためです。
もちろん告白する方も、今の関係が壊れてしまうかもしれない覚悟や自分の思いを受け入れてもらえるかわからない不安などはあると思います。
しかし断る方は自分が望んでいなくてもいきなり重大な選択をしなくてはいけないプレッシャーがありますよね。
「今の関係が壊れるかも」
「相手を傷つけるかも」
などの不安の他にも
「今後気まずくなる(仕事がしずらくなるなど)」
「もし相手が逆上したら?断ったことで恨まれたら?」
「彼がこのことを誰かに話せば、告白を断った私は悪者だと思われるのかも…」
など様々なことを考えるでしょう。
しかも最終的にこちらの答えでその全てが決まるので、逃げ道もありません。
つまり告白は「断る方に責任があるかのような感覚」になりやすいのですね。
少し乱暴な言い方をすると、相手が勝手に好きになって勝手に告白してきただけです。
なので本来はあなたが罪悪感を感じる必要はないのですね。
というわけで基本的には告白をして断られる側よりも、告白を断る方が精神的な労力が大きいと思います。
告白を断ることで罪悪感や責任を感じて苦しむ人は案外多いのですよ。
告白を断って罪悪感を感じるときの対処法
告白を断ってしまったことに罪悪感を感じてしまうのは、性格もありますのである程度は仕方ないですね。
しかしその選択はきっと間違っていないですし、相手に対して悪いことをしたわけでもありません。
なのでなるべく罪悪感を軽減できるように考えてみましょう。
告白を断っても罪悪感を感じる必要はない理由
気持ちがないのに告白を受け入れる方が失礼になる
その場の雰囲気や相手への情に流されて付き合ってみても、結局好きになれなくて別れるという事態になる方がきっと相手は告白を断られるより悲しい思いをすることになります。
告白を断ったことに関しては「気持ちがないから告白を受け入れることはできない」「今も、今後もきっと恋愛感情は持てない」という事実があるだけなので、相手の人格や存在を否定したわけでもなく傷つけたわけではないのですね。
なので告白を断ることは自然なことで、本来相手に申し訳ないという気持ちを持つ必要はありません。
人との付き合いは思い通りになることばかりではないですし、相手もきっとそれはわかっていると思います。
なので気持ちがないなら、そのことをきちんと伝えてあげるというのは相手への礼儀として正しいことだと自信を持ちましょう^^
好きではないのに付き合った時のデメリットを考える
もし相手に悪いから…という理由などで告白をOKしたとしても、恋愛感情を持てなければ自分が苦しむことにもなります。
- 恋愛感情がない人とスキンシップをしなくてはならない
- 本当は好きになっていないのに付き合う罪悪感
- 相手に期待させてしまった罪悪感
- 中途半端に付き合うことで相手に未練を与えてしまう
など、結局断っても付き合っても罪悪感を感じたり相手を傷つけてしまう可能性はあるのですね。
しかももし付き合った場合は、その罪悪感などを関係が続く限りずっと感じることになります。
「告白を断ってしまって悪いな…」という気持ちがあるのは仕方ないのですが、実際悪いことをしたわけではないのです。
なのでたとえ告白を断ったとしても「悪いことをしたわけではなく、当たり前のことをしただけ」というのは意識しておくようにしてみてくださいね。
告白を断ることは悪いことばかりではない
『相手の思いに答えてあげないことは悪いこと』という先入観を捨てると、今回のことは案外悪いことばかりでもないというのがわかります。
例えば告白を断った側は「告白される側の気持ち」「断る際の気持ち」などが理解できるようになります。
今後自分が逆の立場になったときに、相手の気持ちを考えることができるようになりますし、今回のことは勉強だったと思えばいい経験だと思える日が来るでしょう。
告白してきた相手にとっても今回の出来事は経験のひとつとなり今後に活かせますし、心の成長にも繋がります。
振られた時に立ち直るための術も身につくかもしれません。
また今後お互い新たな出会いがあり、よりふさわしい相手とお付き合いすることになることもあります。
あなたにも、相手にも今後良い縁があるかもしれないと前向きに考えると、悪いことばかりでもないと思えるのではないでしょうか。
告白を断って罪悪感を感じるときの気持ちの切り替え方
何かに集中してみる
時間ができてしまうと、どうしても告白を断ったことをぐるぐると考えてしまいがちです。
これは告白を断ったときの罪悪感に限らないのですが、悩みが出てきてしまうのは大体時間や暇がある時なのですね。
忙しくしていると考える暇がなくなるので繰り返し悩む必要がなく、時間の経過とともに気持ちも落ち着いてきます。
なのでできれば何か集中してできる趣味や勉強をしたり、友達と遊ぶ予定やバイトなどを増やしたりして気を紛らわしてみると良いですよ。
誰かに今の気持ちを聞いてもらうというのもいいと思います。
相手の様子を確かめてみる
意外と告白をした方は、
「気持ちを伝えられてすっきりした」
「振られたけどいい思い出になった」
と思っている人が多いのだそうですよ。
「告白を断られること=可哀想」というのは、案外自分が思っているだけなのかもしれません。
そこで可能であれば、告白を断った後相手の様子を確かめてみるといいですね。
共通の知り合いがいれば、どんな様子なのか聞いてみると良いでしょう。
意外と元気そう、気にしていないみたいというのがわかると、あなたの気持ちも少し軽くなると思います。
人によっては可哀そうと思われることでプライドが傷つく人もいるので、できればそっと様子を確かめるようにしましょう。
同情してしまうことで、返って相手に失礼になってしまうかもしれませんからね^^
告白を断られた側の男性の気持ち
失恋した際、気持ちを切り替えるまでに要する時間は人それぞれですが、大体1~3ヶ月程度という人が多いようです。
1ヶ月も経てば、半数くらいの人はほとんど立ち直れるのだそう。
立ち直った場合には
- 新しいことを始めている
- 見た目や雰囲気などが変わる
などの傾向が見られ、新たな出会いや自分磨きに気持ちが向いているのですね。
反対に
- 彼の方からいまだに連絡が頻繁にくる
- SNSなどを監視されたり、近況をよく聞いてくる
などの場合は、まだあなたへの未練が残っている可能性があります。
告白を断っても友達でいることは可能なのか
告白は断ってしまったけど、友達としては好きで今までと変わらず仲良くしていきたいと思っている場合、今までと同じ関係を続けることは可能なのでしょうか。
また今後も仲良くするために心がけると良いことなども合わせてご紹介していきますね。
告白を断った後も友達でい続けることはできる?
告白を断った後も今までと同じように友達でいられるかどうかは、相手次第というところが大きいでしょう。
- 相手も「告白の返事がどうであれずっと仲良くしていきたい」と思っていれば、友達でい続けることができる
- 相手が告白を断られたことで「今までのように接することが難しい」「一緒にいるとつらくなる」と判断すれば距離を置かれることになる
という、どちらの可能性も考えられます。
また今後も友達関係を続けることになったとしても、相手があなたへの気持ちを友情として切り替えられるかどうかはわかりません。
なので最悪「また告白される」ということも考えられます。
それから相手も一度は「友達として付き合っていこう」と思ったとしても、結局あなたと一緒にいることが辛くなってしまい距離を置きたいと考えが変わる場合もあります。
また振られた直後は無理でも数年後に普通の友達に戻れるということもありますし、これからも友達でいたいという思いがあなたにあるならば、まずは相手の気持ちを確かめてみるのが一番ですね。
こういった場合、基本的には「振られた側の気持ちに合わせてあげる」というのがいいのかなと思います。
- 相手が「今後も友達でいよう」と言うなら、これまでと同じように接する
- 相手が「距離を置きたい」と言うなら、無理に付き合おうとしない、連絡などもしない
という対応を取るしかないですね。
相手の「恋人同士になりたい」という願いは叶わないわけなので、同じようにあなたの「友達でいたい」という願いも叶わない可能性はあるという部分は割り切るしかないかもしれません…。
告白を断った後も友達でいるために心がけること
自分の素直な気持ちを伝えてみる
告白を断る際に
「今後も今までと同じように仲良くしていきたいと思っている」
など、友達でいたいという正直な気持ちを伝えるようにしましょう。
もし相手もあなたのことを女性としてだけではなく、人としても大切に思ってくれていれば受け入れてもらえると思います。
今までと同じように接する
もし相手も今後も友達でいたいと思ってくれているなら、なるべく今まで通りに、何事もなかったように接するのが良いでしょう。
あなたの方が変に意識したり、思わせぶりな態度を取ったりすると相手に期待させてしまうこともあります。
また相手に同情したような態度を取ってしまうと、プライドを傷つけてしまう可能性もあるので、なるべく今までと変わらない態度で接していくことを心がけると良いですね。
告白を断る理由は相手が納得できるように伝える
今後も友達として付き合っていきたい場合は、「どういった理由で告白をOKすることができないのか」などを相手に伝わるようにしっかりと説明したうえで断りましょう。
また「今後恋人同士になる可能性はないこと」も正直に伝え、
- 相手が納得して友達を続けられること
- 相手が未練を残さないようにはっきりと断ること
などを意識して断るようにしてみてくださいね。
「多分今後も恋愛対象としては見れないと思う」
のように曖昧な言い方をしてしまうと相手が期待してしまったり、上手く気持ちを切り替えられない可能性があるので、なるべくはっきりと伝えることをおすすめします。
告白を断った後に自分からLINEなど送ってもいい?
友達を続けていくことになったなら送っても大丈夫
告白を断った際に今後も友達を続けていくことでお互いが納得していれば、連絡しても問題ないでしょう。
ちなみに約半数くらいの人は振られた相手から連絡がきたら嬉しいそうですよ。
Q.振られた相手から連絡がきたらうれしいですか?
うれしい(45.3%)
うれしくない(54.7%)
ただ今後も仲よくしようなどの話がなかったのに、罪悪感などから頻繫に連絡をしてしまうと相手は期待してしまったり、振られたことを思い出したりしてつらくなってしまうこともあると思います。
なので今後の付き合いをどうするか、彼の気持ちがわからない場合はこちらからの連絡は控えた方が良いでしょう。
自分からLINEを送る場合の注意点
自分からLINEなどを送る場合、相手が不快に思ったり、困ったりする内容になっていないかを確認してから送るようにしてくださいね。
告白に関することを掘り返したり、「きっといい人が現れるよ!」などフォローのつもりで言ったことでも相手を傷つけてしまう可能性もあるので、注意しましょう。
相手をできるだけ傷つけない告白の断り方
告白を断る際に罪悪感を感じない為にも、なるべく相手を傷つけない告白の断り方を覚えておくと今後役立ちます。
ここでは告白を断るときのマナーや上手な伝え方などをご紹介していきますね。
告白を断るときのマナー
なるべく直接伝える
直接顔を合わせて気持ちを伝えた方が相手に対する誠意が伝わります。
また文面よりも誤解が少なく、こちらの気持ちを勘違いされることなくしっかりと伝えることもできますね。
なるべく早めに返事をする
告白されたら「断ると悪いかな」「今後の事を考えると答えを伝えずらい…」などいろいろ考えてしまい、返事に困ってしまいますよね。
しかし時間を置くとその分相手に期待させてしまう、不安にさせてしまうという可能性があるので、結果的に失礼になります。
なのでなるべく早めに気持ちを伝えてあげると良いでしょう。
断り方に気をつける
相手のためにも、自分のためにも、正直にはっきりと気持ちを伝えることは大切です。
しかしはっきり伝えるとはいっても、必要以上に傷ついてしまうようなきつい言い回しや相手が気にしてしまうようなことは言わないように気をつけてくださいね。
たとえば
「友達としてはいいけど男としてはないかな!」
など、たとえそう思っていてもそこまで正直に伝えずに
くらいソフトに、最低限のことだけを伝えるようにすると良いでしょう。
またいくら仲の良い相手でも、真剣に告白してくれた相手に対して
「いや、あなたと付き合うとかないわ~」
など冗談や軽いノリで返してしまうのは失礼になりますので、たとえ照れてしまったり気まずく思ったりしても、やらないように気をつけましょう。
理由をしっかりと伝える
はっきりと断る理由を伝えないと「まだチャンスがあるかも」と思わせてしまったり、納得できなくて相手をモヤモヤさせてしまったりします。
なので断る理由が嘘でもいいので、今後友達として付き合っていくにしても距離を置くつもりでも、相手が納得するように理由を添えて断ると良いですね。
相手が期待するような態度や行動を取らない
罪悪感や相手への同情から必要以上に優しくしたり、たくさん連絡をしたりするのはやめましょう。
中途半端な優しさが一番相手を傷つけることになります。
冷たくした方がいいとはいいませんが、告白を断る場合は必要以上に優しくするのは本当の優しさとはならない場合もあるのですね。
告白されたことを周りに言いふらさない
告白を断る場合はなるべく周りに話すことは控え、何事もなかったように普通に過ごすことを意識するのがマナーです。
もし相手があなたとの距離を置いてきた場合も、あなたの方は気にせずにこれまで通り過ごすようにしましょう。
告白を断るときに使いやすい伝え方
告白を断るときになるべく自分が罪悪感を感じず、相手も傷つけないような断り方や伝えやすい理由などもみていきましょう。
無難で具体的な断る理由
好きな人がいる
断る理由として一番無難なのは、真実かどうかは別として「好きな人がいるのであなたの気持ちに答えることができません」という理由を伝えることです。
「恋人がいる」という理由だと相手との関係によっては噓がばれてしまう可能性がありますが、好きな人なら真実はあなた以外にはわかりません。
告白してきた人にも「好きな人がいるなら自分には可能性がないな」と諦めやすくなると思います。
仕事などやりたいことがある
「今は仕事を頑張りたいので恋人を作る余裕や時間がない」というのも断るときの理由として使いやすいでしょう。
本当にあなたのことを思ってくれている人なら、あなたの一番したいことを応援してくれると思うので諦めてもらえる可能性があります。
仕事以外にも勉強や趣味など何か没頭しているものがあればそういったものについて話してみると、相手にもあなたの思いをわかってもらいやすいですよ。
今は誰とも付き合う気がない
「今は恋人を作る気はないんだ」というのも断る理由としては無難ですね。
しかしこの理由は伝えやすく相手も傷つけないという利点はあるものの、「では今後恋人がほしいと思った時まで待てばいいのではないか?」と相手が諦められなくなる、期待してしまうという可能性があります。
なので今後会うことがなさそうな人、疎遠になってもいいくらいの関係性の人への断る理由として使った方がいいかもしれません。
できれば今の関係でいたい
今のままの関係で仲良くしたい相手には、「できれば今の関係のまま友達として仲良くしたいな」というのを正直に伝えると良いでしょう。
察しのいい人ならこれを伝えるだけでも脈ナシだと判断して諦めてくれると思います。
断るときに添えると良い言葉
告白を断るときには「断る理由をはっきりと伝える」とともに、「感謝の気持ち」も一緒に伝えると良いですね。
「私のことを好きだと思ってくれた気持ちはとても嬉しい」
など、期待には答えられなくても気持ち自体は嬉しかったことや告白に対する感謝の言葉を添えてみましょう。
振られたらつらい気持ちはもちろんあるかもしれませんが、こういった一言が返ってくるだけで安心したり「伝えてよかったな」と感じると思います。
相手が少しでもそう思ってくれれば、告白を断ることに対する罪悪感も薄れるのではないでしょうか。
告白を断るときに使わない方がいい言葉
相手を傷つけたり、期待させたり、逆恨みに繋がらないように気をつけるべき断り方のポイントとして、一番重要なのはやはり「正直に気持ちを伝えること(曖昧な答え方はしないこと)」です。
その他にも
- 相手を傷つける可能性のあることは、たとえ本音でも言わないこと
- 自分の保身のために相手が期待してしまうような言い回しをしないこと
などにも気をつけると良いですね。
断るときに気をつけるべきポイント
相手の人格や容姿を否定するような言葉
告白を断られると、人によっては自分自身を否定されてしまったような気持ちになってしまう人もいます。
なので告白を断るときは、相手が今後気にしてしまうような「性格」「容姿」「普段の関係で気になる部分」などを断る理由として正直に伝えないようにしましょう。
これはどんなに仲の良い相手でも言わないのが礼儀ですね。
告白を断るときは言い方によっては恨まれてしまう可能性もありますので、なるべく相手の感情を逆なでする言い方は避けた方が良いでしょう。
相手に期待をさせてしまう言葉
相手と気まずくなるのが嫌で「少し考えさせてほしい」と時間を置いてしまうと、答えを聞くまで相手はずっと希望や不安を抱いてしまいます。
最初から付き合う可能性はないと思っていたり、断るつもりなら、なるべく早めに正直な気持ちを伝えてしまうのがお互いのためです。
時間を置く以外にも今後の可能性を残すような言い回しはしない方が誠実ですね。
告白をされたときの注意点
告白をされた時に今後のことを考えて断りずらいな~と悩んだり、具体的に断る理由が思いつかない…という場合もあると思います。
そんなときはどのように対応すればいいのかをみていきましょう。
今後も付き合いがある場合気まずくならないようにするには
今後も付き合いがある人、顔を合わせる頻度が高い人から告白された際には、
- 告白してくれたことへの感謝
- これからも良好な関係を築いていきたいこと
などは断る理由とともに必ず伝えるようにしましょう。
告白してきた人はただ断られるだけだと「拒絶された」ということだけにフォーカスしてしまう可能性があります。
そうすると態度がよそよそしくなったり、無視されたり…ということに繋がり、仕事などで会話をしなければいけない状況などでは困ってしまいますよね。
なので
というようなことを丁寧に伝えてあげると良いでしょう。
また相手が上司や先輩など自分より上の立場の人の場合は
なども合わせて伝えると相手のプライドを傷つけずに済み、気まずさも軽減します。
断る理由がないときはどうする?
具体的に断る理由がない場合は試しに付き合ってみるというのもアリですし、何かしら理由を考えて断るというのでも良いでしょう。
お試しで付き合うことを提案してみる
特に断る理由がない…という点で困っているのなら、正直に「今までそういう風に見ていなかったので、自分の気持ちがわからない」ということを伝えてみてはいかがでしょうか。
「上手くいくかはわからないけど、それでもいいなら…」と告白を受け入れるという形にするパターンもあります。
たとえ断る理由がなくても、好きになれないだろうなと思う人から告白された場合は、何かしら理由をつけて断ろうとするはずです。
でもそうでなく迷っている場合は、やはり付き合ってみないとどうなるかはわかりません。
「もしかしたら別れることになるかもしれないけど、それでもいい」と思うかどうかは相手次第ですが、こればかりは試してみないとわからないので一つの可能性として考えてみてくださいね。
断る理由もないけどOKする理由もないなら断るのが誠実
個人的には「好きになれるかもしれないし…」で付き合った人のことをその後結局好きになれなくて別れたことがあるので、難しいのではないかなと感じています。
『断る理由がない』と迷っているということは、反対に『OKする理由もない』ということですよね。
その程度の気持ちで付き合って「やっぱり駄目だった」という結果になってしまうのは、相手に失礼になるのですね。
告白を断った時点ではまだ友達として付き合っていく選択肢もあったかもしれないのに、一度付き合って別れることになるともう関係が修復できないということもあります。
なのでここで告白を断ることは自分のためでもありますが、相手のためにも「自分の気持ちがどっちつかずの状況なら断る」というのが一番誠実なのではないかと思います。
この場合は断る理由としては
など、あくまでも自分の性格の問題で気持ちに答えられなくて申し訳ないという感じで伝えると相手にもわかってもらいやすいのではないでしょうか。
断れない性格で告白をOKしてしまいそうなときはどうする?
告白に限らず、普段から人に頼まれたり誘われたりしたときに、断ると罪悪感を感じてしまうからOKしてしまいがちという人は
- 中途半端に付き合うことで今後の関係性が悪くなる
- はっきり本音を伝えないことで相手を傷つける
- その人の時間を無駄にしてしまう
という点を考えてみると断ろうと思えるかもしれません。
断れない、断る理由がないから…という感じで付き合ってみても、結局好きになれないということも多いのが現実です。
試しに付き合ってみても、結局「連絡がめんどくさい」「スキンシップが無理」などの問題が出てきてしまい、そういう気持ちや態度って相手にも伝わってしまうものなのですね。
なので中途半端な気持ちで付き合ったり、中途半端に優しくしてしまうことで相手のことを傷つけることになる可能性が高いです。
告白を断られた時点であなたへの気持ちを諦めることができれば、相手も前に進めますし相手の時間を無駄にすることもありません。
なのでどんなに断りずらい相手でも、情けや優しさで付き合うのは相手に失礼だし相手の時間を奪うことでもあると考えてみてくださいね。
告白を断ることに罪悪感を感じるのは何故?まとめ
告白を断ることに罪悪感を感じてしまう理由には
- 相手の気持ちに共感しやすい
- 相手を傷つけてしまうのが怖い
- 今の関係性を壊したくない
- 相手が明らかに落ち込んでいる態度を見て心が痛む
- 断れない性格
- いい人でいたい
などがあるでしょう。
告白される側は自分の意思とは関係なく、いきなり相手との今後の関係性を左右する選択を突き付けられます。
そのため選択する側である告白される人には責任があるかのように感じてしまいやすいため、罪悪感を感じてしまうという人は多いのです。
もし罪悪感を感じてしまいつらい場合は
- 気持ちがないのに告白を受け入れる方が失礼になること
- 好きではないのに付き合った時のデメリットを考える
- 告白を断ることは悪いことばかりではないこと
などを改めて考えてみると、気持ちがない相手に対して告白を断るのは当たり前のことなのだと気づけるのではないかと思います。
また気持ちを切り替えるために、
- 何かに集中したり没頭してみる
- 相手の様子を確かめてみる
というのがおすすめです。
告白を断ることは悪いことではありませんので、他の事を考えるようにして時間が解決してくれるのに任せてみましょう。
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