家に人を呼びたくないときの断り方として、一人暮らしの場合は以下のような理由が使いやすいですよ。
- 近所の人に怒られてしまったから無理
- アパートの契約で人を入れてはいけないことになっている
- 今日は体調がすぐれないからできれば休みたい
- 最近忙しくて部屋が片付いていない
- 親・兄弟・親戚・地元の友達がきている
- ペットが人見知り
- 家族の介護や世話で実家に行くことが多い
- 習い事やバイトをしていて家にいない
- 正直に人を家に呼ぶのが苦手だと伝える
これで納得してくれる人なら良いのですが食い下がる人もいるので、その場合相手のペースになってしまうとこれから先もあなたの家がいいように使われてしまうかもしれません…
そこでこの記事では
- 家に行きたいと言われた時の断り方や具体的な伝え方
- 断ってもしつこい場合はどうすれば良いか
- 泊まりたいと言われた場合はどう断るか
などを詳しくご紹介していきます。
家に行きたいと言われたけど、一人暮らしなのがバレているから断りずらい…
だけど絶対家に人を呼びたくない!
とお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
家に人を呼びたくない時の断り方[一人暮らしの場合]
一人暮らしというと、実家暮らしや同棲している人に比べて断りずらいイメージがありますよね。
しかし一人暮らしでも意外と使える断り方はありますので、詳しくみていきましょう。
友達に家に行きたいと言われた時の断り方
近所の人に怒られた
一番断りやすく、説得力もあるのは「隣人トラブル」などを口実にすることです。
例えば、
だからこれ以上トラブルにならないために、とりあえず家に人を呼ぶのは控えようと思って」
という感じで伝えておけば、たとえその事実がなくてもバレることはないでしょう。
それでも「静かにするから大丈夫!」と言われたら、
けっこう声が聞こえやすいみたいで…なので家はごめんね」
などと言っておくと良いですね。
アパートの契約で人を入れてはいけないことになっている
また隣人トラブルまでいかなくても、「アパートの契約の関係で人は呼べない」というのも理由になります。
一人暮らし用の物件の場合、契約している人以外を家に入れると怒られてしまうことは多いです。
なので、この事実をそのまま友達に伝えてみると良いですね。
これは嘘ではなく、実際によくある話なので嘘をつくのが苦手な人は使いやすいかもしれません。
「もし親にも連絡がいって怒られたらまずいから…」など付け加えておくとより納得してもらいやすいかも。
今日は体調がすぐれないからできれば休みたい
また納得してもらいやすい理由として、体調に関することがあります。
などと言っておくと良いでしょう。
体調が悪いと言っているのに遠慮しない人は友達とは言い難いですね^^;
最近忙しくて部屋が片付いていない
体調不良まで言ってしまうと、人によっては「え?いつも元気じゃん」とつっ込まれることがあるかもしれません。
なのでその場合には、忙しいアピールをしておきましょう。
たとえば
だからもし片付ける余裕が出たらね~」
という感じでかわします。
少し経ってからまた聞かれた場合は、また同じように返しておけば良いと思います。
これを繰り返していると、普通の人なら遠回しに拒否していることに気づくはずですので、そのうち諦めるのではないでしょうか。
親・兄弟・親戚・地元の友達がきている
またその友達の知らない人物が家に来ているというのも断りやすい理由ですね。
親がきていると言えば、「それでも大丈夫!」と返してくる人は少ないでしょう。
また
と言っておくのもいいかも。
親以外にも、「兄弟」や「親戚」「地元の友達」がきているというのもアリです。
と言っておけば、少しの期間これで乗り切れます。
ただ『親』や『親戚』よりも、『兄弟』『地元の友達』の場合
「私は居ても気にしないよ~」
「会ってみたい!」
と言われてしまうことがあるかもしれません。
その場合は
「私も久しぶりに会って話したいこともあるから、今回はごめんね」
などと返しましょう。
ペットを理由にする
もし犬や猫などを飼っていれば、家に人を呼べない理由になります。
「ずっと吠えてると近所の人にも怒られてしまうし…」
などと言っておくと良いでしょう。
家族の介護や世話で実家に行くことが多い
実家に頻繁に行ける距離で一人暮らしをしている場合は、家族や家庭の事情を理由にしてみましょう。
「ちょっと介護の手伝いを頼まれているから、今は家を空けることが多くて…」
と言って断りましょう。
こういった理由なら「じゃあいつなら大丈夫?」と聞かれても、
と言ってしまえば、しばらく乗り切れますね。
習い事やバイトをしていて家にいない
習い事やバイトをしていれば、それを理由にしてしまうと良いでしょう。
しかし詳しくバイト事情を知られている場合は使いにくいです。
また習い事も多くても1週間に数回だと思うので、とりあえず今回だけ切り抜けられればいいというときに使うようにすると良いですね。
正直に人を家に呼ぶのが苦手だという
今後も断り続けるのがめんどくさい場合は、正直に家にあまり人を呼びたくないことを伝え、「そういう価値観の人だと認知してもらう」のが一番良いですね。
角が立たないように伝えたい場合は、
という感じで、『誰に言われても断ってるから~』というニュアンスで伝えるといいかもしれません。
また今ならコロナなどを気にする人も多いので、
などと伝えてもおかしくないと思います。
彼氏に家に行きたいと言われた時の断り方
来てほしくない理由をはっきりと伝える
彼氏を家に呼びたくない場合、はっきり伝えるのが一番です。
好きなら気にならないことや許せることもあると思いますが、それでも来た欲しくない場合何か理由があるか、彼のことをまだそこまで好きではないのではないかと思います。
または家に呼ぶこと、家で過ごすことに対する価値観が違うのかもしれません。
友達との付き合いと違い、彼氏の場合は「信頼関係」が大事で、信頼が築けないとこれからも付き合っていくのは厳しくなるのではないかと思います。
また嘘をついてそれがバレたり、他に男がいるのではないか?など疑われる可能性もありますよね。
なので家に呼びたくない理由や考えがあるなら、最初にはっきりと伝えて話し合っておいた方が良いと思います。
嘘をついたことや、伝え方によっては「嫌われたかも…」と受け取られてしまうこともあり、関係性が悪くなってしまいます。
もしはっきりと嫌なことを伝えて怒るような彼氏なら、これから先もいい関係を保つのは難しいでしょうし、なるべく最初にはっきりとさせておいた方が良いのではないでしょうか。
嫌な理由を伝え、話し合い、もし納得してくれれば家にくる際のルールなどを作ると良いですね。
それでも守れないような人なら、今後もあなたが我慢することが多くなると思います。
それを見極めるためにも、まずはしっかりと家に呼びたくない理由を伝えてみてくださいね。
とりあえず乗り切りたいときは
はっきり伝えるのが一番ではありますが、とりあえずその場を乗り切りたいときもありますよね。
そんな時に使える理由は
- 親が来ることがある
- アパートの契約の関係で無理
というのが無難ですね。
たまに親が急に来ることがある
彼氏の場合は、結婚を考えているなどでもない限り、親に会うのは気まずいという人が多いでしょう。
なので、
と言っておくと、警戒してあなたの家に行こうという流れにはならないのではないかと思います。
アパートの契約で無理なんだ
これは友達や会社の人など誰でも使えますが、彼氏の場合にも使いやすいでしょう。
すでに何度か彼氏を家に呼んだことがある場合でも、
と言うことで、『今後は私の家は無理かも…』ということを伝えることができますよ。
断ってもしつこい場合
もしここまでご紹介してきたような理由を伝えてもしつこく家に行きたいという人には、以下のような対応をしてみましょう。
無理!で押し通す
もししつこくされてもひるまずに、特に理由を言わずとも「とにかく無理」で良いでしょう。
「家は無理かな~」というと「なんで無理なの」と食い下がる人も多いです。
こういった相手の場合丁寧に理由を言ったり、「え~どうしよ~」というような困った感じを見せてしまったりすると、相手に付け込まれる原因となります。
なのでしつこい相手にははっきりとした理由なんてなくても、適当にはぐらかすくらいの気持ちで大丈夫ですよ。
「じゃあまずはあなたの家に行ってもいい?」
など返すと、静かになるかも。
来るなら家事手伝ってね!と言う
一人暮らしの人の家に行きたがる人は、実家暮らしの人が多いです。
「一人暮らしって自由でいいよね~」くらいの感覚があるのだと思います。
なのでしつこい場合は、
家にくるなら、家事を手伝ってね」
と言ってみましょう。
特に実家暮らしで、普段家事をやっていない人に言うと意外と効きますよ。
トラブルになったら責任取ってくれる?と言う
先ほど書いた「隣人トラブルが怖いから呼べない」「アパートの契約があるから呼べない」という理由を伝えてもしつこいようなら
「もしトラブルになった場合、責任取ってくれるの?」
ということまで伝えてもいいかもしれません。
と言っておくと、しばらくは家に行きたいと言ってこないのではないでしょうか。
本当に親しい人しか呼ばないので
あまり仲良くない人に家に行きたいとしつこく言われたら、少し嫌味っぽく
など言ってみると、普通の人なら遠回しに「あなたは親しい人ではないから呼びません~」と言っているのが伝わると思います。
できればはっきりと断る
はっきりと断れれば苦労はないのですが、今後の関係やあなたのストレスを考えると、はっきりと伝えた方が良いかもしれません。
断る理由をなあなあな感じにしたり、相手に言いくるめられてOKしてしまうと、今後もいいように使われてしまいます。
なので今後のその人との関係がどうなろうと、嫌なことは嫌だときっぱり断った方が良いですね。
たとえばまずは「家に来たときにこういうところが嫌だったんだよね…」と伝えてみて、それで改善してくれれば悪気はなかったことがわかります。
しかしそれを伝えても開き直ったり、怒ったり、改善されなかったりする場合は、本当の友達とはいえないのではないでしょうか。
それを見極めるいい機会だと思い、本当の気持ちを伝えつつ断ってみても良いと思います。
友達や彼氏が家に泊まりに行きたいと言った時の断り方
泊まりに行きたいと言われた場合も、遊びに行きたいと言われたときと同じ断り方が使えるでしょう。
それ以外にも、泊まりだからこそ使える断り方をご紹介しますね。
泊まりに行きたいと言われた時の断り方
狭いので寝るスペースがない
アパートで一人暮らしの場合は、スペースの問題を理由にすると良いでしょう。
「そもそも布団も二人分ないし」
と言ってみましょう。
また何か趣味があれば(例えば絵やハンドメイドなど)
なども良いですね。
人がいると気になって寝られないんだよね
人がいると気になって眠れないというのも使えます。
だから遊ぶのはいいけど泊まりは無理かも~」
と言ってしまうのもいいかもしれません。
明日朝から用事があって早起きなんだよね
泊まっても何もしてあげられないこと、遠慮してほしいことを伝えてみましょう。
といえば、遠回しに来ないでほしいということが伝わるのではないでしょうか。
家に行きたい・泊まりたいという人の心理
家に行きたいな~という人は「あなたと親しくなりたい」というような気持ちもあるかもしれませんが、その場合は「うちにも来てね!」と言ってくれる場合が多いでしょう。
そうでなく、人の家には行きたがっても、自分の家に呼ぶことはしないという場合は、あまりいい理由ではないかもしれません…
やたら一人暮らしの家に行きたいと言ってくる場合には、以下のような心理があると考えられます。
家に来たがる人の心理や理由
その人の家や生活に興味がある
一番はやはりあなたがどんな家に住んでいるのか、興味があるのだと思います。
人の家の家具や生活の水準などを観察し、陰で話しのネタにする人もいるそうです…。
カフェやホテルなどお店を利用するとお金がかかる
外で遊ぶとお店を利用したり、食事などするにも割り勘などが多いと思います。
しかし友達の家なら、余計なお金がかからないので得だと考える人もいます。
飲み物などをおもてなししてもらえるし、泊まらせてくれればホテル代も節約できるという図々しい思考の人も…。
また人の家なら飲み食いした後の片付けもしなくていいと考える場合もあるでしょう。
立地や過ごしやすさによってはたまり場にしようと考えている
学校の近く、職場の近くなどに住んでいる場合は、帰りにすぐに寄れるということでたまり場のように思われてしまう場合があります。
家に行ってもいい?と言われて毎回OKしていると、近くに来ただけで「今近くにいるから行くね~」など、ちょっとした休憩所くらいな感じで「いつ行ってもいい場所」と認識してしまう場合もあるので注意が必要ですね。
一人暮らしの大変さを理解していない
実家暮らしの人は一人暮らしの大変さを理解せず、一人暮らしの人の家には気軽に行けるというイメージがある人も多いようです。
「一人暮らし=親の干渉を受けず自由」というイメージがあるのかもしれません。
なので親がいないなら遊び放題だし、気を遣わなくていいと考えているのですね…。
もし家に人を呼んで迷惑行為があった場合
もし断り切れず家に友達や彼氏を呼んだら、冷蔵庫やクローゼット、引き出しなどを勝手に開けられたり、無料のホテル扱いをされてしまう…なんてこともあるかもしれません。
そういった場合、どのように対応すればいいのかを合わせてご紹介していきますね。
家のものを勝手に開けたり使ったりする場合
まず自分の部屋のものを勝手に開けられたり、無断で使われたりした場合は、「勝手に開けるのは(使うのは)ちょっと…」と伝えてみましょう。
子供の頃からそういうことを普通にやっていて、そのことに対して注意してくれる人もいなかった可能性もあります。
また一人暮らしで、そこそこ仲の良い人相手ならやっても良いと思っている人も…。
なのでそれは良くないこと、マナー違反であることを伝えてみましょう。
勝手に開ける、使う行為は、多くの人に嫌われる行為であることを真剣に伝えてみるのですね。
「実際私の友達でそういうことして、みんなに避けられていた子がいたよ」なども付け加えると、説得力があるかもしれません。
そして喧嘩腰ではなく「冷蔵庫などを開けられるのはちょっと嫌だから、やめてほしいな」と伝えましょう。
これを伝えた後にまたやったら、「嫌だって言ったよね?」と言ってみます。
最初に言ったことを冗談くらいな感じで受け取る人もいるので、本気で嫌なことをわかってもらった方が良いと思います。
言ってもわかってもらえなければ、今後家に呼ぶのはやめた方がいいかも。
ホテル代わりのように家に長時間居座る場合
家に来ることを許可すると、段々エスカレートして長時間居座ったり、頻繁に訪れる場合もあります。
その場合には以下のようなことを伝えてみましょう。
次はあなたの家に行ってもいい?
「いつもうちだから、今度はあなたの家にしようよ!」と言ってみましょう。
人の家に行きたがる人って、自分の家に呼ぶことは嫌がる人が多いのですよね。
なので、こちらも少ししつこく言ってみましょう。(笑)
「うちはちょっと…」
「実家だから無理」
という場合は、「じゃあ次からは外で会おう」と提案すれば納得するかもしれません。
頻度や時間を指定する
少しはっきり言うなら、「友達とはいえ、やはり頻繁だと気疲れしてしまう」ということを伝えてみましょう。
- 2ヶ月に1回など、もう少し来る頻度を減らしてほしい
- 何時までには帰るようにしてほしい。それ以降は予定があるから無理
と来てもいい頻度や日にち、時間制限などを具体的に指定してみてくださいね。
相手が諦めるまで断り続ける
今後家に来ることをなるべく穏便に断りたいなら、ここまで書いてきたような「親が来るから」「隣人とトラブルになりたくないから」などの断り方を繰り返し伝えていきましょう。
そして何度も断って、相手が諦めるまで待ちます。
はっきりと断れない場合は、遠回しに断っていくのが一番角が立たないと思います。
家に人を呼びたくない理由は?
あまり仲が良くない人はもちろん、仲の良い人でさえ家に呼ぶのは苦手…という人は多いです。
そこにはどんな理由があるのかまとめてみました。
たとえ親友でも彼氏でも家に呼びたくない理由や心理
プライベート空間に人が入ってくるのが嫌
家の中はプライベートな空間で、たとえやましいことがなくてもなんとなく見られたくない…という感覚がある人は多いでしょう。
家に他人が来て勝手に物を触られたり、部屋の中をじろじろ見られるのも嫌ですよね。
家の中のものを見られたり、生活のレベルをチェックされて、陰でいろいろ言われるかも…と考えると人を呼びたくなくなるでしょう。
また「一人の時間を大切にしている」という人も、家に人がいることがストレスになります。
自分の家なのに気を遣うから
友達でも彼氏でも、自分の家に招くということはどうしても「おもてなしをする側」という意識がありますよね。
対して人の家に頻繁に来たがる人は、気を遣わない人が多いです。
人の家やお金だからいいと思って、涼みに来たり、電気つけっぱなしにしたりなどの図々しい人もいるので、これもストレスが溜まりますね。
片付けるのがめんどくさい
人が来るときしか片付けないタイプ、忙しくて掃除まで手が回らない場合に急に行きたいと言われると困るので、人を呼びたくないと感じることもあります。
「片付いていなくても気にしないよ~」と言われても、こっちが気になるんだよね!という感じですよね。
また彼氏が来る場合は、片付けに自分の身支度やケアなどやることが増えるのが苦痛になる人も。
一人暮らしだといいように使われるのが嫌
一人暮らしだと「いつでも行っていい」「親がいないから気を遣わなくていい」というような勘違いをされることが多いです。
そのため遠慮や気遣いがなく、当たり前のような態度や言動をされることが嫌だという人も多いでしょう。
潔癖症
潔癖症で人を家に呼べない…という人もいますよね。
外で座った服や床に置いたバッグなどを、家の中に持ち込まれるのが苦痛に感じるのです。
外出していた服で、ベッドの上に勝手に座るなどは言語道断!
家に人を呼びたくない時の断り方は一人暮らしの場合どうする?まとめ
家に人を呼びたくない場合、一人暮らしなら以下のような断り方が使いやすいと思います。
- 近所の人に怒られてしまったから無理
- アパートの契約で人を入れてはいけないことになっている
- 今日は体調がすぐれないからできれば休みたい
- 最近忙しくて部屋が片付いていない
- 親・兄弟・親戚・地元の友達がきている
- ペットが人見知り
- 家族の介護や世話で実家に行くことが多い
- 習い事やバイトをしていて家にいない
- 正直に人を家に呼ぶのが苦手だと伝える
これらの断り方なら友達や会社の人、彼氏の場合にも使えると思いますが、彼氏の場合は今後の関係のためにもできれば本音をはっきりと伝えた方が良いでしょう。
また断ってもしつこい人には、こちらも相応の態度で対応すれば良いと思います。
今後も付き合っていけるような人かどうかを見極めるチャンスだと思い、はっきりと家に呼びたくない理由を伝えてみてくださいね。
コメント