結婚式に呼ばれて断りたいけど、だいぶ先の予定なので不自然じゃない断り方をしたいならば
- 親戚の結婚式と被ってしまった
- 親戚の法事がある
の2つが相手に失礼にならず、先の予定であっても一番違和感なく断りやすい理由ですね。
仲の良い人なら結婚式を断るということもあまりないと思うので、断りたいということは
そこまで仲が良いとはいえない人物だけど、今後も付き合いはあるので気まずくなりたくない
という場合が多いのではないでしょうか。
実は相手との関係性やあなたの生活スタイルなどによっては、上記の2つ以外にも使えそうな理由があります。
そこでこの記事では『なるべく今後の関係に響かないようなだいぶ先の結婚式の断り方や伝え方のコツ』などをまとめてみました。
- 断るときどのように伝えれば良いか
- なるべく角が立たないフォローの仕方
- 結婚式を断る際のマナー
などを詳しくご紹介していますので、『だいぶ先の結婚式にお呼ばれした際に波風を立てない断り方はないかと
困っている方』はぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式の断り方、だいぶ先の予定でも使える理由
結婚式の出席を断る際には一般的な考えとして「そちらを優先するのは仕方ない」と思われる理由を使うことが重要です。
そこで結婚式を断るときに相手に失礼がなく、だいぶ先の予定だったとしても違和感なく断りやすい理由としては
- 親戚の結婚式と被ってしまった
- 親戚の法事がある
の2つがあります。
相手との関係性によっては他の理由を使っても大丈夫なケースもありますが、この2つの理由ならある程度顔を合わせる頻度が高い相手にも使いやすいですよ。
またいっそのこと「理由をはっきりと言わないで断る」というのもありだと思いますよ。
ではまずはこの2つの断り方や伝え方、理由を言わないで断る場合の伝え方について詳しくみていきましょう。
親戚の結婚式と被ってしまっている
結婚式が被るという理由に関しては、おめでたいことなので断る理由として伝えてもマナー違反ではありません。
また一般的には友人よりも身内のお祝い事を優先することはおかしいことではないので、「親戚」というのが一番当たり障りないですよ。
しかし今回断りたい相手がそこまで仲が良い人でない場合は、その人よりももっと仲の良い友達の結婚式と被ってしまったと言うのもありかもしれません。
結婚式は日の良い日を選ぶことが多いので、日にちが被ってしまうことも十分ありえます。
また一年前から決める人もいるので、この理由なら不思議には思われることはないでしょう。
伝え方としては、まず結婚式をすることを報告された時点ではそれがどんなに先の予定だったとしても
と『もしかしたら行けないかもしれないこと』を伝えておきます。
そして正式な結婚式の日取りの報告をされたら、
「ごめん…親戚の結婚式と日にちが被ってるから残念だけど出席できない」
と断ると良いでしょう。
親戚の法事がある
親戚の結婚式以外でやむを得ないと思われる事情として、親戚の法事があります。
○回忌などは前々からわかっていることなので、法事という理由はだいぶ先の予定だったとしても不自然ではありません。
おめでたいことではないので、伝えてもいいのか?と迷うかもしれませんが、結婚式の打診の段階で口頭で伝える分には問題ないです。
※ただし招待状の返信で、欠席の理由として書くことはしない方が良いです。
法事より私の結婚式を優先してよとも言いにくいと思うので、それ以上はつっ込まれないでしょう。
まず結婚式の話しが出た時点では
と伝えておきます。
そして後日正式な日にちの知らせがきたら
「法事と被ってしまったので、出席できません。本当にごめんね」
とお返事すると良いですね。
この2つの断り方なら相手をなるべく傷つけずに済むので、結婚式を断るときの定番の理由です。
ただ、定番ということは結婚式を断るときの常套句であるということなので、人によっては「私の結婚式に来たくなかったんだな」と思われてしまう可能性もあります。
これは受け取る側の気持ちによるので、どんな理由でもそう思う人は思うので仕方がないと割り切るしかありませんね^^;
理由をはっきりと言わないで断るのもアリ
本来結婚式を欠席する際は、当日に急遽欠席する場合を除き理由は詳しく伝えないのがマナーです。
なので基本的には「やむを得ない事情で欠席します」と伝えておけば良いでしょう。
相手があなたと相当仲の良い間柄かずけずけものを言うタイプでない限り、出席できないと言われて深く追求してくる人はあまりいないと思います。
特に断る理由の中でも
- 金銭的に出席するのが難しい
- 苦手な人がいるので出席したくないなど人間関係に関する問題
- 体調不良や身内の不幸
などは納得してもらいやすいのでは?と思うかもしれませんが、結婚式を断る際には理由として伝えるのは控えてくださいね。
理由をはっきり言わずに断る際は
という感じで、とりあえず打診の段階ではさらっと流しておきましょう。
特に結婚式の報告が一年も前だったりすると、そんな先の予定なんてわからないという人が大半ですので「予定を確認するね」と伝えておくだけでも変に思われません。
そして正式に日にちが決まってから、または半年~4ヶ月前くらいになったら改めて断るというのがスムーズですね。
そこまで親しくない人相手なら、
くらいな感じで伝えると今後の付き合いにも響かないでしょう。
結婚式の断り方で相手との関係性によっては使える理由
親戚の結婚式や法事以外にもだいぶ先の予定を断る理由として使えそうな断り方があります。
これからご紹介する断り方はあなたの仕事や私生活に関することを理由とするので、相手との関係性によっては嘘だと思われたり、本当にその理由で断るわけではないことがバレたりしてしまう断り方です。
しかしいざという時に使えるものがあるかもしれないので、併せてご紹介していきますね。
仕事の都合
あなたの職種によっては、仕事という理由も断る際に使えます。
たとえば
というような理由なら、まだ先のことで何とも言えないんだよね…と、とりあえず濁すことができますよね。
仕事を理由にする場合は、打診の段階では
「でも調整できるようにしてみるね」
というのを一緒に伝えておくと角が立たないと思います。
上記の理由以外にも、仕事によっては海外出張など「長期の出張」も使いやすい理由ではないでしょうか。
試験の日と被る
資格などの試験をどうしても受けないといけないというのもある程度納得してもらいやすいでしょう。
仕事に関することなら、人生に関わることでもあるので結婚式を優先して!とも言いにくいですからね。
と伝えておくと良いでしょう。
特に「国家試験」などは年に一度しかないので、仕方がない…と思ってもらいやすいかも。
結婚式が9月下旬~11月初旬にかけてであれば、検定試験なども多いので使いやすい理由だと思います。
つじつまを合わせるために興味がありそうな資格や商工会議所のサイトなどを検索してみると、万が一あとで話を振られても安心です。
子供関係の事情
あなたに赤ちゃんや小さい子供がいるなら、
というような理由で断るのが良いかもしれません。
迷惑がかかってしまうかもしれないというのがあるので、こういった理由なら正直に伝えてみても良いでしょう。
その他にも子供の習い事の発表会、スポーツの大会などどうしても外せない用事、その日しかない予定なども断る理由として自然ですよね。
友人より子供を優先するのは仕方がない…と思ってもらいやすいでしょう。
出産を控えている・産前産後
もしあなたが妊婦さんであれば、
というような理由を伝えて欠席しても大丈夫です。
出産に関しても前向きな理由ということで、一般的にはそちらを優先的に考えるのは当たり前だと思ってもらいやすいのですね。
結婚式を角が立たないように断るポイント①断るタイミング
ここまで結婚式を断る際に伝えやすいであろう理由をお伝えしてきましたが、伝える際には「断るタイミング」などにも気を配ると、今後も関係が続いてもあまり角が立たずに済みます。
では断るときに注意すると良い点を見ていきましょう。
断るタイミングは招待状が届く少し前
結婚式を断る際のベストタイミングは、「招待状が届く1ヶ月くらい前」です。
結婚式を断る際には「行かないことがわかっているのだから、なるべく早く伝えよう」と思うかもしれませんが、実は断るのが早すぎるのはNGです。
結婚式の打診が半年~1年前だったりする場合、断るのが早すぎると
「普通そんな先の予定埋まる?」
「結婚式に来たくないんだろうな」
と思わせてしまい、相手が不快に感じてしまうことがあるのですね。
なので、たとえ最初から結婚式に出席する気がなくても
というのを態度や言葉で示しておいた方が良いですよ。
招待状が届かないように答えを濁しておくとよい
また一般的なマナーとして招待状を送ってもらってから断る場合は、たとえ結婚式に出席しないとしてもお祝いは渡さないといけません。
なので金銭的な理由で断りたい場合は、招待状が届く前に欠席を伝える必要があるのです。
そして招待状は出すのにもお金がかかっているので、相手のためにも招待状が届くまで断るのを引き延ばすというのはしない方が印象が良いでしょう。
もし断る前に「招待状を送りたいから住所教えて」と言われたら、
と言っておくと良いですね。
招待状は一般的に結婚式のおよそ3ヶ月前に送られてくるので、4ヶ月前くらいになったら「ごめん…その日行けなくなっちゃった…」と言って、招待状が送られてこないようにしましょう。
結婚式を角が立たないように断るポイント②断る際の注意点
続いて断る際に気を付けることについてみていきましょう。
どんな理由でも先の予定を断るときはワンクッション入れる
半年~一年も先の結婚式に誘われた場合、断る時期が早すぎると角が立つので、断る前にワンクッション入れるという流れが大事になってきます。
「親戚の結婚式や法事が被る可能性がある」
「確認してから返事させてね」
という感じで伝えておく
↓
結婚式に近くになって、正式な日にちがわかったら招待状が来る前になるべく早めに断る
という流れで『確実に出席できるかはわからないというワンクッションを入れる』と角が立ちにくいということを頭に入れておいてくださいね。
打診の段階では「絶対行くね!」など良い返事はしない
そして断るタイミングと同じくらい気を付けた方がいいのは、打診された際に「絶対に来てくれるだろう」と相手に期待させないことです。
実は行き気がないのに「必ず行くね!」と打診された段階で良い返事をしておいて、招待状がきたら急に断るというのはあまり印象が良くないと思います。
またいい返事をしてしまうと、相手もあなたのことを「確実にきてくれる人」ということで出席の人数にカウントしてしまうでしょう。
場合によっては「スピーチ」や「受付」などをお願いしたいと断る前に言われてしまい、断りにくくなることも考えられます。
なので、やはり「打診の段階でのワンクッション」が大事なのですね!
断る理由が嘘の場合はバレないように気をつける
もし断る理由が今回書いたような嘘である場合は、結婚式当日は外で関係者に出くわさないように注意しましょう。
遠方の友人などの場合はあまり心配ないかもしれませんが、同じ地域の場合は外出時は気を付けてくださいね。
そして意外と忘れがちなのが、SNSです。
SNSなどの更新も結婚式の日だということを忘れて、噓がばれるようなことを書き込まないように注意してください。
結婚式を角が立たないように断るポイント➂断った後のフォロー
今後もお付き合いがある相手の場合は、断ったあとのフォローをすることで角が立ちにくくなります。
仲の良い人やお世話になった人なら、たとえ結婚式の出席を断るとしてもご招待いただいたらお祝いの気持ちを伝えることは大切ですよね。
- 当日は電報を送る
- お詫びの手紙やお祝いのプレゼントを贈る
などがあると、相手も「結婚式に来たくなかったんじゃないか…」と思わないと思います。
結婚式を欠席するけどお祝いのプレゼントを贈るという場合、相場としては
友人 | 5,000~10,000円程度 |
上司 | 10,000円程度 |
同僚・後輩 | 2,000~10,000円程度 |
ご祝儀として現金で渡す場合も金額の相場は同じです。
また断るとしても「結婚式に行けなくて残念な気持ち」を伝えると良いですね。
- 誘ってくれたことは嬉しいこと
- 夫婦に対する祝福の気持ち
- 本当は行きたいけど、どうしても外せない予定や先約がある
などをできれば直接伝えてあげると、欠席がやむを得ないことだったと思ってもらいやすいでしょう。
あなたと相手の関係性もあると思いますので結婚式を欠席すること自体は悪いことではありません。
しかし、結婚というお祝いムードをなるべく壊さないようにすることがせめてもの礼儀だと思います^^
相手との関係性別の結婚式の断り方の注意点
結婚式は断る相手によっても注意すべき点や伝え方が異なる点があります。
そこで断る相手別の、断る際に波風を立てないポイントもご紹介していきますね。
これからもお付き合いしていきたい友人の場合
疎遠になってもいいという相手ではないけど、金銭的な理由や苦手な人がいるから行きたくないなどの事情がある場合もありますよね。
そういった友人に対しては、結婚式に出席できなくて残念な気持ちや「改めてお祝いしたいからごはんに行こう」というお誘いの言葉などを添えておくと印象も悪くならないでしょう。
特にお祝いしたい気持ちがあることは積極的にアピールすると、結婚式を欠席した際にも角が立ちにくいです。
知り合いや疎遠だった友人などの場合
そこまで仲が良いとは言えない相手からのお呼ばれの場合、結婚式に呼べる友達が少ないので人数合わせで声をかけたという理由が多いです。
なので早めに断ると代わりの人を探せますし、そこまで仲良くない人であれば詳しく欠席理由を伝える必要もないと思いますので迅速に断ってしまうと良いでしょう。
ただしお祝いの言葉だけはしっかりと伝えてくださいね。
職場の上司・同僚・後輩の場合
会社の上司の結婚式を断る場合は、言葉遣いはとにかく丁寧に!
余計なことは言わず、形式的な対応をするのが良いでしょう。
同僚や後輩の場合は、友人に対する対応と同じで大丈夫です。
ただ相手が寿退社ではない場合は、今後も一緒に仕事をするわけなので角が立たないように『お祝いの言葉』や『招待してくれたことに対する感謝』などは丁寧に伝えておきましょう。
結婚式を断る際の伝え方のマナー①電話やLINE
あまり会わない相手から結婚式の話を聞いた後、LINEや電話で出欠席の返事をするのは失礼にあたるのか?についてですが、招待状が届く前にLINEなどで結婚式の報告が送られてきた場合には、その返信で出席できるかわからないことを伝えても大丈夫です。
ただしグループラインでの報告の場合、「欠席する」という返信をする場合は個人的に送った方が良いでしょう。
一番良いのは直接会って伝えることですが会うのが難しい場合は電話やLINEで伝えてくださいね。
正式に式の日にちが決まり、断る際も同じ考え方で大丈夫です。
直接口頭で報告された際に出席できるかわからない場合はその場では「確認するね」と言っておいて、直接会うか電話で断ると丁寧ですし伝わり方の誤解も少なくなり良いですね。
また一度出席すると言ったけど断ることになった場合はなるべく早く伝えた方が良いのでまずは電話で、繋がらなければLINEを入れ、後ほど電話も入れるようにしましょう。
結婚式を断る際の伝え方のマナー②欠席する際の返信ハガキ
返信ハガキで出欠席を伝える際には、どんなところに気を付ければよいのかも併せてご紹介しますね。
結婚式を欠席する場合は、招待状が届いてから少し時間をおいて返信ハガキを出すようにすると良いでしょう。
すぐに欠席で出してしまうと、「最初から欠席するつもりだったんだ」と相手に不快感を与えてしまうためです。
しかし出し忘れのないよう、期日までには必ず返信ハガキを出せるようにしておいてくださいね。
今後も付き合いがある人へ欠席する旨の返信ハガキを出す場合は、次に会った際に口頭でも出席できないことへの謝罪やお祝いの言葉を伝えておくと印象が良くなると思いますよ。
結婚式を断る場合の招待状の返信ハガキの書き方
結婚式を断る場合の返信ハガキの書き方は以下の通りです。
・『ご出席』部分をすべて消すように二重線を引く
・『ご欠席』の「ご」のみを斜めの二重線で消し、「欠席」を丸で囲む
・『御芳名』は「御芳」を二重線、『御住所』は「御」を斜めの二重線で消す
・メッセージ欄にお祝いの言葉と、欠席をお詫びする言葉を書く
欠席の理由は詳しく書かず、「都合がつかないのでやむを得ず」などでOK
・相手の宛名に「行」「宛」などがある場合は二重線で消し、「様」を付け加える
結婚式の招待状の返信ハガキを書く際の注意点
返信ハガキでは黒の毛筆や筆ペンを使用する
招待状の返信を書く際には「黒の毛筆」「万年筆」「筆ペン」などを使用するのが望ましいです。
しかし筆に慣れていなくて上手く書けない場合は、ボールペンでも大丈夫ですよ。
この時ペンの色は「黒」または「濃いめの紺」にしてくださいね。
二重線の書き方
返信ハガキの「ご」「御」などを消すときは
- 二文字以上の場合 → 縦書きなら縦の二重線・横書きなら横の二重線
- 一文字の場合 → 縦書きでも横書きでも斜めの二重線
で消すようにしましょう。
また初めから書いてある「ご」を消す以外にも、間違えて書いてしまった部分を消す際にも同様に二重線が使えますよ。
二文字以上を消す際はきれいに線を引けるよう、定規を使うと良いですね。
メッセージに句読点を使わない
返信ハガキにメッセージを書く際「、」「。」は使わないようにしましょう。
句読点は「区切る」「終わる」というイメージとなるため、結婚などのお祝い事では使わないのがマナーです。
文章が長くなり読みにくいと感じる場合は、改行などを使い読みやすく工夫してみましょう。
結婚式の出席を断るときのマナー①そもそも結婚式を断るのは非常識?
先の予定であるか、そうでないかに関わらず、結婚式を断るのはマナー的にどうなのか?気になりますよね。
お祝い事である結婚式は断りにくいものですが、招待されたからといって必ず出ないといけないわけではありませんので断っても大丈夫です。
招待してくれた相手との関係性やあなたの生活もありますので、全体的なことを考慮して出席するかしないかを決めると良いですね。
それにお祝いする気持ちがないのに出席するのは逆に失礼になりますので、断ることが非常識だとは思いませんよ^^
ただしあまり好きではない相手だったとしても、断る際のマナーは大切です。
できるだけ幸せなムードに水を差さないように、伝え方やお祝いの言葉などで配慮すると良いでしょう。
そして結婚と同じくおめでたい話題である
- 他の人の結婚式
- 妊娠・出産
- 子供に関する用事
- 仕事(上手くいっていて忙しいというような意味合いで)
などを理由として断るのはマナー的にも問題ないのですね。
なので気にしすぎることはありませんよ。
結婚式の出席を断るときのマナー②断るときにやってはいけないこと
また結婚式を欠席する際にはたとえ好意的な相手でなくても最低限のマナーは守った方が良いと思いますので、その点についても見ていきましょう。
特に打診の段階ではなく、招待状がきた後に断る際に気を付けた方が良いマナーをご紹介しますね。
招待状を期限ギリギリに欠席で出す
結婚式はゲストの人数によって式場のことや引き出物などを決めるので、なるべく早く確実な人数を把握したいのですね。
なので結婚式を欠席すること自体は大丈夫ですが、断ることを伝えにくいからといって
「急に予定が入ったことにしてギリギリに返信ハガキを出そう…」
「出席にしておいて当日ドタキャンしよう」
というのはやめましょう。
断る際に「忙しい」という言葉を使う
悪気なくつい言ってしまいそうになりますが、結婚式を断る際には
「忙しくて出席できない」
「多忙のため欠席します」
というような表現をするのは、マナー違反なので気を付けましょう。
断る理由は何であれ、
「やむを得ない事情で」
「先約があり」
などでふわっと伝えるだけで大丈夫ですよ。
返信ハガキに欠席理由を詳しく書く
もし返信ハガキで断る場合は、基本的には「親戚の結婚式」や「妊娠」などのおめでたい内容以外は書かないのがマナーです。
特に病気、怪我、身内の不幸などの場合は、理由部分は隠しておき出席できないことのみを伝えるようにしましょう。
ただし招待状が届く前であれば、言えることに関しては正直に伝えても大丈夫です。
結婚式の断り方はだいぶ先の場合どうする?まとめ
だいぶ先の結婚式を断りたい場合に相手に失礼にならず、違和感なく断りやすい理由としては
- 親戚の結婚式と被ってしまった
- 親戚の法事がある
の2つがよく使われます。
またあなたの仕事や私生活、相手との関係性にも左右される断り方ですが、
- 仕事の都合(出張・土日出勤・繁忙期など)
- 試験の日と被る
- 子供関係の事情(見てくれる人がいない・行事や大会と被る)
- 出産を控えている・産前産後
などの理由も違和感なく結婚式を断りやすい理由といえますね。
ただ本来結婚式を欠席する際は、当日に急遽欠席する場合を除き理由は詳しく伝えないのがマナーです。
なので基本的には「やむを得ない事情で欠席します」と伝えておけば大丈夫ですよ^^
結婚式を断る際にはなるべく波風を立てないよう、まず打診された時点で
「親戚の結婚式や法事が被る可能性がある」
「確認してから返事させてね」
という感じで伝えておく
↓
結婚式に近くになって、正式な日にちがわかったら招待状が来る前になるべく早めに断る
という流れで『確実に出席できるかはわからないというワンクッションを入れる』ということを頭に入れておいてくださいね。
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