冷凍したれんこんって解凍すると柔らかくなってしまいますよね。
れんこんなどの根菜類は水分が多く、冷凍には向いていません。
解凍後びっくりしたかもしれませんが、れんこんは柔らかくなってしまっても食べられますのでご安心ください^^
また柔らかい食感に抵抗がある場合は、小さめに切ったり揚げたりするなど調理方法を工夫すれば大丈夫です♪
詳しくご説明しますね。
れんこんを解凍すると柔らかいのはなぜ?
根菜であるれんこんは水分が多く、冷凍には向いていない食材といえます。
冷凍するということは、その野菜に含まれる水分を凍らせるということですよね。
家庭用の冷蔵庫の場合、瞬間的に冷凍するのではなく時間をかけて少しずつ凍らせていくので、水が氷になり体積が増える過程で、野菜の細胞や組織にダメージを与えます。
そのため解凍後に氷が水に戻っても
- 細胞がダメージを受けている
- もともと水分があった部分が空洞となっている
細胞が壊れてしまう、また水分が蒸発してしまうので、冷凍するとどうしても食感が変わってしまいます。
これはれんこんに限らず、水分が多い他の野菜や果物も同じです。
れんこんの上手な冷凍と解凍の方法
れんこんを冷凍するときのコツ
どんな食材でも冷凍すると多少食感や風味が落ちてしまいますよね。
れんこんの場合には冷凍保存の仕方を工夫すると、食感が変わってしまうことをある程度防ぐことができますよ^^
その方法はとても簡単で、
↓
酢水にさらす(約5分)
↓
レンジで温める(3~5分)
↓
ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫へ
レンジで温める工程は面倒なら省いて、酢水にさらした後キッチンペーパーでれんこんを抑え水分を取り除いてそのまま保存袋へ…でも大丈夫です。
しかし実際にどちらの方法も試してみたところ、一度熱を加えた方がより食感の変化を防げたので(完全に冷凍前と同じは難しいですが…)余裕があればレンジも使用してみてください^^
れんこんを解凍するときのコツ
そして解凍するときは、
- 柔らかくても問題ない料理の場合は「凍ったまま加熱」
- シャキッとした食感をなるべく残したい場合は「冷蔵庫で解凍」
煮たり、焼いたりする料理の場合は解凍せず、そのまま他の食材と一緒に加熱してしまってもいいかなと思います。
保存するときにカットしてあるので、時短にもなりますね。
そしてなるべく元の食感を残したいという場合。
常温で解凍すると冷凍するとき同様、氷が水に変わる時に細胞にダメージを与えやすくなります。
細胞にダメージが加わると食感が変化してしまう原因になりますので、冷蔵庫で少しずつ解凍してから使いましょう。
れんこんの解凍に失敗したらどう使う?
れんこんを解凍した時に柔らかくなってしまっていると、れんこんのシャキシャキした食感を活かした料理を作りたかったのに…という場合は使うか迷いますよね。
柔らかくなったれんこん、どうしよう?という時は
- 細かく刻む、すりおろす
- 揚げ物にする
細かく刻んだり、すりおろしたりしたれんこんはひき肉と混ぜてハンバーグや肉団子にするといいですよ^^
この活用法が一番気軽にできますし、いろいろな肉料理に応用できます。
柔らかすぎてすりおろすの無理なんだけど!という場合は、ミキサーを使っても大丈夫です。
それかられんこんに衣をつけて揚げてしまうというのもおすすめです。
揚げ物は水分を蒸発させつつ、衣をつけることにより水分も活かしながらうまみを中に閉じ込めてくれます。
れんこんの解凍に失敗したらどうする?まとめ
- れんこんは水分が多いので冷凍向きではないが、解凍後に柔らかくなってしまっても食べられる
- 冷凍と解凍の方法を工夫すると少し食感を保てる
- 柔らかくなったれんこんは調理の仕方を工夫してみましょう
解凍したれんこんが柔らかくなっていると、腐っているの…!?と戸惑いますよね。
冷凍するときにカットしておくと、次に使うときにも少し楽なのでぜひ試してみてくださいね。
コメント